一昨日は強烈に脚が攣り、腿にもふくらはぎにも筋肉痛が残ってます。そんな中昨日は休日出勤、よって今朝も釣りは諦めた者です。
腰が爆発したことにより、「腓返り同好会」メンバーになってしまった我が身がうらめしい。もう釣りを毎週のルーティンにしていた頃には戻れないのかな。
さて、前回触れたあすなひろし。オイラのカキコに誤りがありましたので、訂正いたします。
・「青い空を、白い雲がかけてった」の掲載期間は、1976年7月から1981年1月。
「3年半」ではなく、4年半ほどの間でした。
また、最終回は「月刊」ではなく、「風と海とサブ」連載終了後の週刊少年チャンピオンに掲載。
「全20話」ではなく、「週刊」に19話、「月刊」に2話の全21話でした。
・第3話は「唯一の」カラー掲載ではありませんでした。「月刊」に移っての初回(第19話)もカラー掲載。どちらもオールカラーではなく、前半(第3話は16ページ、第19話は15ページ分)でした。
ろくに確認もせず、いい加減な記憶で書いてしまい、深く反省しております。第19話がカラー掲載だったことなど、手元の単行本第3巻をもう一度読めば分かったはずなのに(恥)。
申し訳ありません。
で、エンターブレイン社によるこの作品の「完全版」文庫、既に絶版ですがAmazonで探して中古をポチッとな。
文庫で画面が小さいのが残念ですが、カラー掲載分が再現されているし、それがカラー原稿を版下にしてるはずなのに、秋田書店版のコミックスの当該部分(モノクロ)よりはるかにクリアなんですよ。印刷技術の進歩でしょうか。
あ〜、A5版、せめて新書版サイズで出してくれてればなぁ。
いつか出るかもしれないけど。そしてオイラはまた買い逃しそうな気もするけど。
そうそう、あすなひろしの甥御(実姉の息子)さん、元有名な自転車のレーサーで、今はデザイン事務所の経営者らしいんだけど、あすなひろしの作品の管理もしてて、「部数限定」の「複製原画」の販売もしている。
これがねぇ、1枚3万円台からのお高い品なんですわ。なんで差があるのかわからないけど、作品によって5万いくら、8万いくらとかだったりする。
16ページ、32ページ分とかのセットじゃなくて「1枚もの」ですよ。
わけわからんショーバイだな、と思ってしまった。
もひとつ最近購入した本。
名義は本人だけど、没後の編集で出版された写真集。昨年部数限定で出たらすぐ売り切れ、今月再版されたもの。これも部数限定。たまたまそのことを先月末に知り、慌ててポチッとな。幸運でした。
さて、この深瀬昌久という写真家、その世界では有名な方だったようです(別に猫専門なわけではなく、表現の独創性で)。
しかーし、その世界に疎いオイラにとっては、飼い猫を撮った写真集を2冊出してたカメラマンのおっちゃんでした。
もう30年以上も前、本屋で立読み(ってか「立見」)した「ビバ!サスケ」と「サスケ、いとしき猫よ」。
高くて買えなかったけど、何度も見た。欲しかった。
この2つの写真集、絶版となった今ではとんでもないプレミアが付き、なおのことオイラには手が届かない代物になってしまった…(今回の「Afterword」の前に、同じ出版社からやはり限定でこの写真家の猫の写真集が出たけど、やはりたちまちプレミアが付いている)。
その飼い猫「サスケ」を撮った2冊の写真集の、カメラマン自身による「あとがき」部分に使用された写真(オリジンは35ミリフィルムのベタ焼きサイズ)をまとめた写真集がこの「Afterword」なんです。
プレミア価格の「本編」を買うのはちょっと無理だし、「あとがき」部分が面白かった記憶もあるオイラはこの立派な写真集を買いました、と。
「ビバ!サスケ」、「サスケ、いとしき猫よ」、いずれもこの「Afterword」よりずっとちっちゃな本でしたよ、たしか。
今回のこいつはデカくて重い。
オイラの写メじゃ伝わらないでしょうが、皮革のような風合いの特殊な材質のもので表紙は包まれていて、猫(おそらくサスケでしょう)の姿がレリーフのように刻まれている。
お値段もよろしくて、ほぼ5,000円。女性のロッぽい写真集だって、その値段のはなかなかないぞ(笑)。
でも、長〜い年月を越えてサスケに再会できました。この出版社に感謝です。
写真家深瀬昌久は、1992年、個展開催直後に新宿ゴールデン街のバーの階段を転げ落ち脳挫傷を負ったことにより、二度とカメラを持てなくなったまま2012年に亡くなったとのこと。
またしてもなんか哀しいお話に…。
でもこの人、違う女性と三回も結婚(そして三回離婚)してるし、きっと充実した生涯だったんだろうな、などとも思う。