読み終えた今となっては何故本書を買ったか覚えていない。多分、人間関係に悩んでいたんだろう。

著者は本書以外にも多数の書籍がある斎藤茂太氏。モタさん、という愛称で親しまれていたようだ。

本書は短いコラム的な内容が77個から構成されている。そのため、時間が無いときでもさっと気軽に読める。

内容はタイトルにもあるように、他人との出会いを実のあるものにするためにはどうすればいいのかという事を中心に書かれている。

出会い、をキーワードにして書かれてはいるものの、多くは実生活においてどのように振る舞えばいいのか、そしてそれが他人との良い関係の構築につながり、結果として良い出会いとなる、という展開である。

そのため、スタートとしての「出会い」のハウツーというより、良いゴールに向かうための「出会い」のハウツー本という色合いが強い。したがって前者を期待した人にはやや物足りなさが残るかと思う。

しかし、本書にて示されているエピソードの多くは簡単に実行できるものばかりであり、気軽に活用が可能である。
ブックオフにあり思わず手に取る。そしていわゆるジャケ買い。

読書の数は社会人になってから50冊は超えている。
だが、それが本当に活きているのか悩むようになった。ブログで書評を書いた方がいいのか、読書会に参加すべきか。そんな中、この本に出会った。

本書の主張は明快である。
「続かない勉強は必要ないものだから不要」
「読書するならアウトプットの場を決めてから読め」
「読む部分と読まない部分を決めてから読め」など、読者に一つの道標を示してくれる。そのため、どうやって勉強しようと迷っている人には大いに参考になるといえる。

ただ、長所は短所にもなりうる。明快な主張ゆえやや主観に過ぎた記述が見られる。ミステリーおよびホラー小説は無駄、特定の時間を勉強時間と決めたら、その時間は勉強のみにあて他は排除する、など。
本書を読む際には全てを鵜呑みにするのではなく、自分に合っているもの、できそうなものを取捨選択することは必要かもしれない。

しかし、本書は巷に溢れる勉強本の中でもインプットではなく、アウトプットに着目した比較的少ない観点からの内容となっている。

一度は読んで損はない内容である。
たしか、プレジデントか何かに紹介されていたので読んでみた。

小説仕立てで書かれており、主人公の私が閉鎖された空港で一夜を明かす際に偶然出会ったマックスという著名な起業家とのやり取りを通じて、ビジネスのアイデアの発案等について学んでいくという内容。

コカコーラ、リーバイス、棒高跳びで背面跳びを考えたフォスベリー等の具体的な成功事例を紹介しながら、いかにアイデアは身近にあるか、そしてそれを私たちが見逃しているかを紹介している。

本書では、「試す」という言葉をキーワードに、まず試すこと、そしてその試しを変化させながら試しつづけていくことの必要性を解説している。

本書で紹介されている具体的なアイデアの生み出し方としては、
①仕事上のミスを全部書き出すこと
②仕事上の問題点を書き出すこと
③仕事に関してやっている全てのことをリストアップし、その全工程を記載すること

というものである。

読み物としては読みやすく面白い。ただ大事なポイントが、文中にさらりと紹介されているため、読み流してしまう恐れがある点は残念。