Facebookがじわじわと日本でも拡がり始めているような気がする。Facebook関連の書籍が見えるようになったり、報道で特集されたりと確実に知名度は高まりつつあるように思う。

 かくいう自分も、facebookをとりあえず登録はしたものの何をどうしたらいいのか、さっぱりわからない状態が続き、これはまずい、と感じていた。そこで、まずはfacebookの酸いも甘いも好みを持って味わうための基本書として本書を手に取った。

 そこで、私は私がfacebookを使いこなすための7つのポイントを見つけるために本書を読了した。

 

 1つ目は、「いいね!」ボタンの正体、というものについてだ。「いいね!」ボタンについては前から存在自体は知っていたものの、ではそれが実際にどのような役割を果たすのかについては正直よく分からなかった。これについては、「いいね!」ボタンというのはその記事などに何かしらの好意的な感情?を持った時にそれをとりあえずワンクリック一つで伝えることができるというものだ。そして、「いいね!」ボタンをワンクリックするだけで、自分のfacebookページへのリンクが張られ、自分との趣味や嗜好が合う人をより容易に見つけやすくするというものだ。

 2つ目は、プロフィールについてだ。Mixiをはじめとして日本にもSNSはたくさんあるが、facebookがほかのものと明らかに異なるのは、基本的に実名登録を原則としていることだ。Mixiでは仮名が主流となっており、それが日本のSNSのスタンダードとなっているので、実名で本当に日本に受け入れられるのだろうかと思うが、いかんせんfacebookはアメリカからの輸入ものであり、基本的には実名登録が基本という土壌が出来上がっている。そのため、逆にfacebookでは仮名の方が逆に浮きやすいという感覚になるため、意外と実名登録することにも違和感は感じにくい?ように思える。

 3つ目は、「ウォールで近況を報告するということ」だ。これはいわゆる自分のページに設けられた自分の掲示板となり、そこで今の状況について説明することができるようになっている。これはいわゆるツイッターと同じような感覚であり、ツイッター利用者には特に違和感なく入ることができるのではないだろうか。ただ、ツイッターのヘビーユーザーの場合、ウォールをツイッターのノリで書き込むと、友達になっている人のウォールを自分のつぶやきで埋めてしまうことがあるのでご注意を、ということがある。

 4つ目は、「ソーシャルフレンドを1000人つくる」というものだ。ここは正直、人によってかなり考え方に差が出てくるところだろうと思う。facebookでは、友達申請(mixiでいうマイミクみたいなもの)ができるようになっており、本書では、基本的に面識が無くとも少しでも興味がある人に対しては積極的に申請をしていくべきだと説く。「友達申請=名刺交換する」くらいの感覚で、とも表現している。これについては、かなりユーザ等の間でも意見が分かれており、知らない人とは絶対に友達にならない、気軽になる等色々なスタンスがあるようだが、個人的にはある程度プロフィールがしっかりしている人であれば、自分は気軽に友達となってもよいのではないだろうか、と考えている。すでに知っている人というのもよいかもしれないが、せっかくこのように世界中の、全く知らない人と知り合えるツールがある環境において自分のこれまでの世界の人としか付き合わないというのは、余りにももったいないと感じる。プロフィールがあまり知らない人に知られるのが嫌だというのであれば、あらかじめある程度制限したもので登録すればよいのであり、この部分については特にこれというものはないのだろう、と感じる。

 5つ目は、「気になる人には積極的に「いいね!」する」というものだ。「いいね!」ボタン自体は自分にも負荷となるものでもないし、相手にとっても不快になるものではない。そのため、気になる相手がいるようであればある程度「いいね!」をコメントし、自分の存在を相手に知ってもらうようにしていくことで幅広く交友関係を作っていこうというものだ。

 6つ目は「ファンページで専門性を出す」というものだ。facebookでは、ファンページというものが気軽に作れるようになっているので、少しでも興味のあるものはとりあえず作ってみるとよい、と説く。

 7つ目は、「連絡先を隠す」というものだ。facebookの場合、実名登録が原則となるので、あまりに全てのプロフィールをさらけ出してしまうと、色々とトラブルになるリスクが想定される。そして、現在のfacebookは、ややこのあたりの操作性・分かりやすさに難があるため、自分が思いもよらなかった情報が実は公開されているという事態も起こってしまう。そこで、本書では具体的にどこをどう操作することによって個人情報をコントロールできるかを説き、不必要な情報は開示しないよう説く。

 facebookは、日本でもようやく広まりつつある感じがする。自分が最初登録した時よりもだいぶ登録者が増えてきているように感じる。ただ、日本の場合mixiといういわゆる既存のSNSがあるため、どれだけfacebookが広まるか、また実名登録がなじむかという問題はあるので、今後どのようになるかは正直分からないだろう。

 しかし、実名だからこそよりリアルな関係性を求め、見つけ、深めていくことができる可能性は非常に高いように感じる。

 まだ、facebokを始めて日は浅いが、何か今までのSNSとは異なる未来があるように感じている。