図書館で借りでみた。


結論としては、1時間で読み切れる内容。


何というか、正直これほど薄っぺらい内容の本は久しぶりに読んだ。


朝4時に起きれば年収が3倍になる。


それだけを書いている。自身の具体的な方法を書いているが、それが個々人に具体的に応用するようなことは何一つ書いていない。


モチベーションを作るという意味で言えばよいのだろうが、4時に起きる→仕事が集中してできる→年収3倍

というやや論証としては弱い本書でモチベーションが上がるかは正直不明。


図書館で借りた本だから、自身の財布は痛まなかったからよいものの、決して定価で買う価値はないと思う。

朝9時までの「超」仕事術/インデックス・コミュニケーションズ
¥1,575
Amazon.co.jp

 東日本大震災が起こり、原発は止まった。しかし、また原発が動かされようとしている。賛否は完全に分かれている。多くの反対を押し切っての稼働になることは見えている。個人的には原発は動かすべきではないと考えている。この立場に対しては原発がないと停電する、経済競争に勝てなくなる等様々な反対意見があるのは分かっている。しかし、それでもなお、原発は動かすべきではないと考える。

第一に本当に停電するのかどうかも分からないからだ。停電するというのも単なる理論上の話でしかない。そして、そもそも本当にその計算が正確なのかの保証もない。国や政府が提示したというが、これまでの国の原発を巡っての情報開示の在り方を見る限りこれを全て鵜呑みにすることは難しく感じている。

そして、いちばんの理由は原発事故が起こったらその土地には二度と人が住めなくなるという危険があるからだ。1年以上がたった今でも福島に戻ることはできていない。これは国が規制していることからもこれは国すらも認めている。

原発事故が起こった場合、この国に人が住むことができない死の町が出来上がるという最悪の事態が生じ得るという事実を前にして、それでもなお経済発展が大事というのは理解に苦しむものである。

 と、前置きが長くなったが、今は原発の再稼働をめぐり賛成論者、反対論者がそれぞれ意見をぶつけ合っている。こうした中で自分には原発を動かしたいという立場の人たちの発言の中に何とも云われぬ違和感を感じていた。元々が動かすなという立場だからというのもあるのだが、要は「それっぽいことを言っているんだけど、よく聞くとわけわからない論理構成」の話が随所にみられるというものだ。

 そんな風になんかおかしくないかと感じていたころに本書が刊行され、話題になっていることを知り、本書を読了した。

 本書では「東大話法」という話法を提唱し、この国の原発推進派はそれを駆使しながら原発の再稼働を果たそうとしていると指摘する。そして具体的には池田信夫をサンプルに彼の発言の中ではいかに東大話法が駆使されためちゃくちゃな議論であるかということを紹介している。

 わたしは本書を読了することで、東大話法とは何か、そしてそれを見極めるにはどうするべきかということを学ぶポイントを探しながら本書を読了した。

 本書は表題にあるように原発を巡る議論の中で使用される東大話法について議論がされているため、原発に関する説明が多い。そのため、半分は原発についてそしてもう半分が東大話法という内容になっている。

 東大話法は、20の規則よりなるとされており、東大話法を使用する人間はこれを自分の主張に混ぜ込み、さもそれっぽいことを言い、周りを翻弄すると紹介する。

 東大話法の中で一番感心したのは、その場で立派な人だとおもわれることを言うというものだ。というか、これを見て思わず吹いてしまった。
 その人と議論しているはずなのに、なぜか全くの無関係の第三者の立場のように振る舞い、さも正しい可能ような見せ方をする。

 これもこのようにふるまうことで自分は客観的に周りを見ながら議論ができる人間であることをアピールし、本来は何にもないすかすかな論理が筋の通ったものであるように見せることができるのだとする。

 他にも東大話法に見られる様々な規則が紹介されているが、そのどれもが一度は誰もが聞いたことが、見たことがあるものであり、この人もこんな風に東大話法を使っているのかと認識するよいきっかけになるであろう。

 ただ、本書のマイナスポイントとしては、余りに著者が主観的になり過ぎているように見られる箇所があり、すこし議論としての中立性がない、こう言っては失礼だが稚拙な文章に見えてしまうということだ。

原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―/明石書店
¥1,680
Amazon.co.jp

 仕事柄、人と交渉をしなければならない機会が多い。にもかかわらず、自分は一向に交渉でうまく立ち回ることができず、相手のいいように、つまり自分に不利なように話が進んでしまい、あとでヒーヒー言うことが多い。それでは、いつまでたっても楽にならないので、自分のためにも楽になる方法を修得しなければならないと考えている。

 そんな多少スケベ心で本書を読了した。どうすればうまく相手との交渉でうまく着地できるかを学ぶために本書を読了した。そのポイントは次の3つである。

 1つ目は、「必ず後で裏を取る」ということだ。話をする中で根拠がはっきりとしないことを口にする人がいる。そのような時には、そんなことを言った奴が後で責任を取ればいいというのが個人的な考えだが、仕事だとそれがもとにトラブルになると、最終的にはこちらにまでその火の粉が飛んでくることが多い。だから正直に言うとそんなどうしようもない奴対策ということもできるのだが、何か根拠・出所のはっきりしない発言についてはその裏を取る・確認するようにする必要があると紹介している。

 実際にこれは一度経験がある。急ぎである、とだけ言われて仕事を依頼されたが、客先からの納期はいつか、ということ等を聞いてみると実は対して急ぎではなかったということが判明した。この時は、多少相手が盛っていた、または軽くウソをついたということになるのだろうが、このように漠然とした発言については、その具体的根拠などを問い詰めると良いということが分かる。

 相手を信じてあげたいという気持ちもあるのだが、「人と物事は別」というドライな姿勢を持つことも大事であるということなのだろう。

 2つ目は、「自分に不利になりそうなことは言わない」というものだ。

 これは、ウソをつけ、ということではなく、自分にとって「この発言をしたら自分の立場はどうなるか」ということを良く考えた上で発言し、自分にとって不利に働く発言は自分から積極的にしない、またそのような発言を引き出されそうになれば、「ちょっと即答できない」というようにすべきということがある。

 プライベートであれば自分の表も裏も全てさらけ出して付き合うのが筋だと思うが、仕事でそんなことをするのはただのお人よしのおバカさんということなのだろう。少しさみしい気持ちもあるがこれも一理あるし仕方ないことだなと感じている。

 そして最後の3つ目は「仮に~ならば●●ということ?」という、仮に話法を活用するということだ。

 交渉においては、言質を取られないようにするということは鉄則であると思う。口頭だけであれば、あとで言った言わないの泥仕合に持ち込むこともできるが、やはりそれはやましい気持ちが残る等の心理的負荷が残るため、余りお薦めされないだろう。

 こんな時は、あくまで仮定の話として、こうだったらどうするかということを確認するようにすべきだとしている。

 そうすることにより、あくまで仮定の話ということで相手もその時は意外と心を開いてくれ、色々な話をしてくれる可能性もあり、うまくいけば本当のニーズをぽろっと漏らしてくれる可能性もあるという。そのため、相手の真意をつかみかねている時にはこのような方法で相手に探りを入れてみるのも良いとしている。

 本書では、他にも様々な交渉テクニックを紹介されている。なかなか、全ての交渉が本書のようにうまくいくとは限らないが、ベーシックの考え方を知っておくということも大事であるかと思う。

弁護士・谷原誠式 「戦略的交渉術」の極意 話下手でも即使える対人スキルと交渉準備術/谷原 誠
¥1,260
Amazon.co.jp