seen21:カサブランカ | 見た、気になってる映画館

見た、気になってる映画館

クラシック映画を中心とした映画講評ブログ。
主に「知ってるけど見た事はない映画」になってしまっている偉大なる映画をテーマにします。核心的なネタバレは一切なし。とはいえ当方は相当なにわかファンなので内容はうっすい。
明日レンタルするDVDの参考にどうぞ!

今回は不朽の名作「カサブランカ」。ぼくは大好きな映画の一つです。やはり同世代の友人は見てない人の多い映画でもあります。

カサブランカ(1942)

見た、気になってる映画館-カサブランカ

監督:マイケル・カーティス
出演:ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン
ストーリー
1941年モロッコの都市カサブランカにはドイツの侵略を逃れた人々はアメリカへの亡命を図ろうとしていた。
リック(ハンフリー・ボガート)もまた亡命の機会を伺っていたが、ある日ドイツ抵抗運動の指導者ラズロと出会う。その席でラズロの婚約者で、かつて理由を告げずに去った恋人イルザ(イングリッド・バーグマン)と、偶然の再会を果たす。

■69年たっても色あせない名優による名作
カサブランカはハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンの20世紀を代表する二人の名優が出演するすごい映画です。ハンフリー扮するリック(ハンフリー・ボガード)のきざなセリフと、正統派クールビューティ バーグマンの魅力、そして主題歌「As Time Goes By(時の過ぎゆくままに)」がこの映画のみどころです。ラブロマンスがベースですが、むしろリックをとりまく男性陣たちがいい味をかもしだしていて男同士の友情の熱さを感じる事が出来る作品でもあります。まさに老若男女問わずお勧めできる映画です。製作された年は第二次大戦中ということもあり、反独色がやたら強い映画でもありますが、この時代背景こそがこの物語りを構成する大事な要素だったりするので皮肉なものです。この時代周辺の映画は本作に限らずこうしたプロパガンダ的な要素を含むものが数多く見られる気がしますね。(映画の作られた時代背景をさぐるのもたまにはいいものです。)

■ハードボイルド
本作はハードボイルドものの代表として語られる事がよくありますが、その理由は「君の瞳に乾杯」をはじめとするリックのクサいセリフの数々でしょう。
「昨日の夜はどこにいたの?」といわれれば
「そんな昔の事はおぼえていない」と答え
「今晩はあえる?」
「そんな先の事はわからない」とあしらう。
これ普通の人が言ったら怒られますよ(笑)ハンフリーがいうからカッコいいんです。そして「君の瞳に乾杯」も相当クサい。しかし相手がイルザ(イングリッド・バーグマン)となると違和感なし。ハンフリーとバーグマン。この二人というだけで何を言ってもゆるされる感じがします。なおアメリカ映画協会(AFI)名セリフベスト100というランキングにおいて本作のセリフが多くランクインしているようです。
そして音楽家のサムが奏でる主題歌「As Time Goes By(時の過ぎゆくままに)」もストーリーを盛り上げます。この曲はリックとイルザの思出の曲という設定で登場し、ここぞという時に必ずかかる期待を裏切らない曲です。

■ラズロ、ルノー署長そしてリックの選択がラストを熱くする!
先述のとおり単純なラブロマンスではなく、男同士のやりとりの熱さが終始物語を盛り上げるのです。その二段構えの隙のないスタイルがこの映画の最大の武器といえるでしょう。


なんだか他のブログにも書いてある様なことばかりになってしまいました。。。語り尽くされているってぐらい超名作ですよ。見てない人は是非。
次回は三角関係をテーマにします!!