seen15:三十四丁目の奇蹟 | 見た、気になってる映画館

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クラシック映画を中心とした映画講評ブログ。
主に「知ってるけど見た事はない映画」になってしまっている偉大なる映画をテーマにします。核心的なネタバレは一切なし。とはいえ当方は相当なにわかファンなので内容はうっすい。
明日レンタルするDVDの参考にどうぞ!

前回から雪国のイメージで着想。
ちょっと強引ですがクリスマスも近い事ですし、今回はこれで行きます!

見た、気になってる映画館-三十四丁目の奇蹟
三十四丁目の奇蹟(1947)
監督 :ジョージ・シートン
出演者 :エドマンド・グウェン、モーリン・オハラ、ナタリー・ウッド
ストーリー:
クリスマス商戦まっただ中のニューヨーク。ふとしたきっかけで自分を本物のサンタと主張する老人クリス(エドマンド・グウェン)はサンタ約を引き受ける事になる。クリスは子ども達に絶大な支持を受けおもちゃ売場の人気者になる。そんなクリスの願いは、サンタを信じないデパートの人事係ドリス(モーリン・オハラ)とその母を気遣い、サンタや夢を信じなくなった少女スーザン(ナタリー・ウッド)にサンタの存在を信じてもらうことであった。

■クリスマス映画の金字塔
本作は数回リメイクもされている人気作です。ヒューマンコメディがベースですが軽くファンタジーも入ってるのかな。クリスを演じるエドマンド・グウェンのサンタクロースの名演は見る人を童心に返らせます。小難しい設定のない、クリスと母娘の交流を描く古き良きアメリカの良心映画ですね。
物語りは夢一杯の子ども達のためのクリスマスと、その裏側でビジネスチャンスと考える大人達の濃淡差を映画いています。その間にクリスが達、大人の都合を子どもに押し付ける事のないクリスマスを目指し、奮闘するわけです。クリスの良心溢れる接客はファンを着々と増やしますが、それに便乗して他のデパートも二番煎じを飲むとかことごとく姑息なわけです。

■奇跡というかなんというか
後半はとある問題で裁判沙汰になり、法廷劇とか夢一杯のクリスマス映画らしからぬ現実的なシーンとなります。「34丁目の奇跡」はここでなされるわけですが、裁判のシーンも内容も非常にチープな感じがします。もうちょっとなんとかならんかったものか(笑)ですが最後の最後で「34丁目の奇跡」の本当の意味がわかるようになってました。ちょっと強引ですが、ハートフルなラストです!

さて子役のナタリー・ウッドですが、大人ぶった少女が少しづつ心を開いていく様子を名演しています。他の作品だと「理由なき反抗」にでていました。全然気づかなかった(笑)この時代の映画子役は意外と大きくなってからも活躍するんでしょうか?日本だと子役で売れるとヒットしないみたいなジンクスありますが。
ということで次回は「理由なき反抗」かなにかジェームス・ディーンでいこっかなと思います。