近年〇〇カフェというのが都市部で流行っているがフクロウカフェなるものも人気だという。ご存じの人もいると思うが「福を呼ぶ=フクロウ」ということで縁起のいい鳥と言われる。このフクロウという鳥は市町村によっては「市の鳥」に指定されているところもあるが皮肉なことに都市部では姿を消している。理由は山林や森がほとんど人工林になり生き物の住めない貧弱な森(スギ・ヒノキ)になってしまったこととフクロウが繁殖するうろがある大きな木がほとんど切られてしまったことが大きい。私が小学生の頃夏になるとアオバズクが来ていた。夜になると良く電線に止まっているつがいの姿があったものだ。しかし中学生の頃になると屋敷林を持つ家の多くは木が伐採され木が次第になくなっていった。アオバズクも木の減少とともに姿が見られなくなった。それ以来現在までアオバズクを見たことがない。フクロウはというとだいぶ前になるが本格的な秋を迎えたある秋の日に釣りを終えて帰る時に車に戻るまでの道を歩いていてふと秋も深まり夕暮れが早くなり少し薄暗くなった空を見上げると一羽のフクロウが飛んで来て飛び去っていった。フクロウとの最初の出会いだった。この時の釣果はハス4匹だったように思う(先週はバス2匹、ハス1匹だった)。秋の深まりとともに次第に釣れなくなっていき今年の釣りも終わりだなと思った日だったこととフクロウとの最初の出会いだったことで今も良く覚えている。私の釣りのホームグランドは河川敷に河畔林があり山も近いため日中は山にいて獲物を求めてこの近くの河川敷に来たのかもしれない。これ以外では以前勤めていた会社時代(この頃はまともな収入だった(;^ω^))のある夜に自宅へ帰路の途中裏道を走っていた時に車のヘッドライトに照らされて地面に降りていたフクロウの姿が。おそらく夜間ネズミあたりを見つけて襲おうとして舞い降りた時だったのかもしれない。さすがにフクロウは車に気づき飛び去っていった。今日までフクロウと出会ったのはこの二度だけだ。夜行性ということもあり日中見かけることはまずない。しかも視力は悪いが聴覚に優れ羽音をさせず暗い闇夜の中からネズミやリスなどを襲うことが出来る特殊な狩りの能力を持つ反面飛ぶのが遅く日中カラスに見つかりイジメられることもあるため基本日中は行動しない。したがって一般の人が目にする機会は少ない。ただし今私の住む町は人工林ばかりの「クソ森林」だがそんな環境下にもフクロウが住める木がまだ残っているのか夜になると遠くにフクロウの声が聞こえる時も。田舎である上に深夜は車の通りも少なく私の家は山に近い裏通りにあり深夜は実に静かで遠くで鳴くフクロウの声が良く聞こえる。釣りでは普通「釣れた釣れない」で終わるだけだが私には釣りに行くとこのフクロウのように生き物たちとの出会いがあった。生き物との出会いはフクロウだけではなかった以前釣りをしていた頃いろいろな生き物との出会いがあったことが懐かしく思い出される。フクロウとの出会いもその中の一つだった。
