近年東京などの都市部でオオタカやハヤブサが増えているという。また、以前NHK制作「ダーウィンが来た」で街中で生活するツミを取り上げていた。さすがにイヌワシ、クマタカ、オオワシ、オジロワシはいないだろうが小型中型のタカのような猛禽類を街中で見る機会が以前より増えたと言えよう。また、トビも漁港や山間部で見ることの多い猛禽類だ。しかしノスリは都市部ではまず見られない。これは主食がネズミやモグラやヘビなどのためだ。ノスリは他のタカ類のように飛ぶ鳥を捕まえるのが苦手か?失敗するリスクを避けているのか?基本襲わないという。しかし、これは偏見であり、ある野鳥愛好家が飛んでいるハトをノスリが捕まえるところを見たという(ただし捕まえたはいいがカラスに横取りされたという)。個人的な見解だが積極的には飛ぶ鳥を襲わないだけではないか?と思う。しかし古来よりタカ狩りではオオタカ、ハヤブサ、ハイタカが使われノスリはタカ狩りでは使えないので「クソトビ」などと言われていたという。ただし上記の目撃例のようにやはりノスリも飛ぶ鳥を捕まえるのだ。さらに今日テレビを見ていて少し驚いたのはある少女がタカ狩り師になるため修業する姿を追った内容の番組だったのだが、ここで使われていたタカがノスリだったのである。見ていて個人的に非常に興味深くなぜ使うタカがノスリだったのか?是非聞きたいとさえ思った。さらに番組の中ではウサギを捕らえる訓練までしていた。訓練次第ではノスリも立派なタカ狩りに使えるのだと関心した。このノスリ上記でも述べているように主にネズミ、モグラ、ヘビなどを捕食している。生息域はこういった生き物の住む森や河川周辺の田んぼや畑などが広がる場所になるためオオタカやハヤブサ、ツミのように都市部では基本見られない。私の釣りのホームグランドはこういった環境もあってかこのノスリを良く目にする。この場所では他にオオタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、サシバ(渡り鳥)、トビ、ミサゴなど猛禽類が少なくない。河川敷に河畔林があること周辺にネズミやモグラの生息する田んぼ、畑があることが大きい。ただオオタカやミサゴは狩りをする瞬間を見たことがあるがノスリはない。見かける時は羽を広げて輪をかいて空高く飛んでいるか電柱のてっぺんに止まっている場合が多い。オオタカやハイタカ、ツミ、チョウゲンボウは羽が短く尾が長い。ハヤブサも高速で飛ぶために羽や尾はスマートだ。しかしノスリは羽が幅広くその飛び方はワシに近い。一見飛ぶ姿のシルエットはトビに似るが飛んでいる時の尾の形で区別できる。またトビは国内で見られるタカの仲間ではクマタカの次に大きく全長60㎝になるのに対してノスリはオオタカとほぼ同じの50㎝ほどだ。さらに体色はトビが茶色にたいしてノスリはもっと明るい色をしている。私の釣りのホームグランドで最も目にする猛禽でありまた釣りに行くことがあれば会うこともあるだろう。もっとも今私が住んでいる町も田舎なのでノスリは良く見かけるのだがやはり釣り場に行った時または釣りをしている時に見かける時とはなぜか見る印象が違うのだ。

 

ノスリ