気象庁の予想より遅れていた桜の開花がようやく各地で聞かれるようになった。桜の開花が聞かれると時期を同じにするかのように今年もサシバとツバメが来ていた。自宅裏の小川ではカエルの声も聞かれるようになった。菜の花も見頃を迎え雑草類の花も目立つようになった。動植物の姿や声からやっと春を実感できるようにもなった。一応釣り師(自称・笑)であるあため魚たちのことも気になる。今ぐらいの時期自分のホームグランド(釣り場)にはマルタが遡上してくるはず。近年カワウの食害で魚類は壊滅しているため大半の魚の遡上は遡上時期でも目視では皆無なのだが今年はどうだろう?。ということでいつもの家の買い物&チョイドライブついでに川を見に行くことに。実は昨日も見には行っていたのだが、このブログで述べたが近年私のホームグランドの河川敷でキャンプをしている人がいる場所の目の前を流れる水域で昨日盛んにバシャバシャ音を立てる魚たちの姿を目撃。その魚が何なのかは遠くのため確認出来なかった。この場所より下流にある堰でも堰を超えようとする魚を確認。目視で確認できたのはフナだけでそれ以外の魚らしいものもいたようだが魚種までは確認できず今日あらためて見にいこうと。今日あらためて訪れて少しガッカリだったのはやっと本格的な春の訪れとともにカワウの姿が目立つようになったこと。バスやアメリカナマズが増えても他の魚は十分釣れていたものがカワウが目立つようになると明らかに魚類は激減した。漁協はアメリカナマズは駆除しているがカワウの方は手つかず。ここの漁協は兼業漁師であり、しかも組合は少人数。そして捕れる魚は市場には出ず畑の試料などにしているという。つまり事実上漁協は機能していない。そのため外来魚だけの対策や駆除に限られカワウはほったらかし状態に。そのため魚が集まる場所や釣れる場所には決まってコイツ(カワウ)が。カワウの増加と比例するように魚たちは姿を消していき釣れなくなり、あれほど多くのマルタやニゴイの遡上が見られたのに目視ではここ何年も皆無に近い。ところが今年は様子がおかしいのだ。聞いた話ではコイの遡上が見られるようになったと。確かに今日もコイらしい魚が。しかし昨日も今日も目立ったのはフナだった。しかも今までこの川で遡上の時期でも見たことがないぐらい数が多いのである。堰を超える姿はマルタ、ニゴイ、ハス、コイ、ハクレン、ヨシノボリ類ぐらいで堰を超えるフナの姿はあまりなかった(もちろんいるはずだが)。ところが昨日今日と堰の下には多数のフナの姿があり堰を超える姿を確実に確認出来たのもフナばかり。時期的にはマルタが最初のはずなのだが昨日今日とマルタらしき魚はいたことはいたが確実な確認までは出来なかった。しかし魚たちの遡上が今年も始まったことでバスやアメリカナマズの活性も高まりいよいよ今年の釣りも開幕したということか(釣りを廃業した自分ではなく他の釣り人にとって・笑)?。実際に昨日も今日もルアーマンの姿が。

 

ヒメスミレ

ムラサキハナナ(外来種)

菜の花

ムスカリ(外来種)

今年も魚たちの遡上がはじまった私のホームグランド(釣り場)

今まで見たこともないほど今年はフナの遡上が多い。

今だ特定の魚種と環境に不適正な量を放流している結果もあるかもしれない(放流という恩恵があるためカワウの食害の影響が自然繁殖の魚種より少ない)。