「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」などと聞こえのいい言葉があるが私は秋も冬も嫌いだ。陽は短くなり魚は釣れなくなり何をするにも時間がない。新緑の季節と違い木々は葉を落とし殺風景になり朝夕寒い。いいことは何もない。釣りやドライブしてもあっという間に陽が暮れる。何が面白いのかサッパリ分からない季節。見回すと夏から見られる生き物や秋の生き物も姿を消している。花もそうだ。春の梅、桜、カタクリ、ツツジ、初夏の紫陽花、夏のヒマワリと花の季節は全て終わり今の時期のコスモスが終わると見られる花は何もない。地元の公共施設では今年もイルミネーションがはじまった。これがはじまると今年もいよいよ年の瀬に向かうだけだ。今日は朝から雨でしかも肌寒い。さらに10月に入って急速に陽が短くなった。それと、これは今年だけではなく、ここ何年か同様の傾向なのだが秋になると普通は空が澄み高い場所からだと遠くがよく見えるものなのだが近年は空が澄むようなことがなくなった。週末短時間ではあるが買い物ついでによく近くの山を走るのだが秋や冬に車で走っていると遠方に東京の高層ビル街や東京スカイツリーと富士山が見えたものだが、近年空が澄み渡るようなことがないため年間を通しても富士山が見れるのはほとんどない。これもよく言われる地球温暖化の影響なのかもしれない。さらに自宅周辺では秋になると無数のアキアカネが空を飛ぶ姿があったのに近年は激減してわずかにしか見られず今年も同じような状況になっている。以前だと電線に何匹も止まるアキアカネとノシメトンボの姿があったが今見られるのはわずかだ。研究調査によると農薬の影響だという。寂しい秋が一段と寂しい光景のように感じる。車を走らせていてもセミの声も聞こえず枯れた草木が見られるぐらいで面白くない。やはり草木が芽生えヒバリやウグイスの声がして動植物の生き生きとした春から夏がいい。今日も晴れたら近くをチョイドライブと生き物観察と思っていたが、あいにくの雨で来週末まで順延に(笑)。そして、低コストの生活のため最初からチョイドライブと生き物観察ではなく、あくまで買い物ついでに(笑)。しかし草木は枯れ車の窓から見える光景は殺風景でしかなくカブトムシやクワガタ類は 疾の昔に姿を消しカラスアゲハ、コオニヤンマ、コヤマトンボ、チョウトンボなども終わり出会える生き物は少なくなりつつある。釣りをしていた頃から本格的な秋が来て、やがて冬が来ると私には苦痛の季節でしかない。あるラジオ番組の司会者が言っていた「秋は好きではない。だってすぐに冬が来るから」。いい表現だ。私も胸を張って言おう「秋も冬も嫌いだ」。間違った(;^ω^)訂正、「秋も冬も大嫌いだ」(笑)。やっぱり釣りもドライブも生き物観察も春から夏がいい。かつて春にニゴイが爆釣、夏にバスとハスが爆釣した頃が懐かしい(思い出し😢・笑)。

 

 

 

アキアカネ

農薬の影響でアキアカネとノシメトンボは激減しているという。かつてアキアカネが秋の空を無数に飛ぶ光景は今はない。

また私の幼年期は少数だったが、その後トンボ類では多数を占めどこにでも見られ一時見られるトンボ類の主流を占めていたノシメトンボも激減して見られるのは少数だ。

ノシメトンボ

よく釣りに行った川では晩秋に水を飲むため水面近くを飛んでいるところをハスが捕食しようとする光景が見られたがハスはカワウの食害で壊滅してノシメトンボも激減した今そのような光景は見られない。

早く春になり相棒(愛車のお古)といい季節に旅(チョイドライブだが)をしたい。