釣りのブログからすっかり生き物との出会いを求めるブログになってしまったが今回もアサギマダラを求めて旅に出た。なぜアサギマダラなのかというと近隣の山にチョイドライブに出かけた際にカラスアゲハとモンキアゲハ、そしてアサギマダラらしきチョウを見かけ撮影しようとしたがカラスアゲハは出来が悪いながら撮影できたもののモンキアゲハとアサギマダラは撮影失敗だったことと偶然一昨日会社の駐車場でアサギマダラを見かけ(仕事中だったこともあり撮影できず)、ここのところ気温が下がっているので周辺に飛んできている(主に山地での報告が多く平地では少ない)のではないか?と思ったからだ。「旅するチョウ」として知られかなりの遠距離を移動することが知られている。あの小さな体で小さな島国である日本とは言え九州から東北地方にまで移動するというのには生き物の、そして昆虫の逞しさを感じずにはいられない。そして今日はそのアサギマダラを求めながら、かつて「カワムツ天国」だった清流や中途の水辺を訪ねながらの旅に。少し前に訪れた「カワムツ天国」だった川は今日も静かなものだった。偶然発見したモンキアゲハを撮影出来たがアサギマダラは発見できず。帰宅方向に車を移動しながら旅を続けることに。近くに以前訪れたダムがあり水の中を覗いたが雨不足なためか水の状態が悪く比較的透明度がある岸近くにバスを発見。以前訪れたのは秋も深まった頃だったが今は水温も高く魚の活性も高いためバスも岸近くにいたのだろう。このダムは何か所かに「立ち入り禁止」の看板はあるが「釣り禁止」の看板はない。確かにフェンスがあったり柵があったりはするがフェンスはともかく柵は人が越えられないような柵ではなく、そのため釣り出来ないわけではないと思うが釣り人の姿は全くなかった。バス釣りブームが完全に終焉し本当にバス釣りが好きな人しかやらなくなったこともあるだろうが。このダム周辺を散歩しながら観察したのだが一瞬アサギマダラと思ったチョウはすべてアカボシゴマダラでここでもアサギマダラの姿はなかった。ついでにニワハンミョウやハラビロカマキリのオスも探してみたがこちらも沈黙だった。低コストのドライブのためさらに帰宅方向に車を走らせながら旅を続け最後に以前訪れた清流に立ち寄る。規模の小さな本当に「小川」だが相変わらず透明度の高い清流の姿があった。今日の旅はここまで。これからますます陽が短くなり「釣り」も「生き物観察」もやれる時間が短くなっていく。何をやるにしても早く家を出ないと時間がない。次回ぐらいから早起きして家を出ないと(笑)。

 

かつて「カワムツ天国」だった清流を再度訪ねた。川を除くとわずかに魚が見られる程度で静かなものだった。

クロアゲハ

モンキアゲハ

偶然川のそばの林で発見。この前は撮影失敗だったが今日は成功👏。

以前訪れたダムに立ち寄る。自宅周辺ではもう声が聞かれなくなったキリギリスが鳴いていた。

釣り禁止ではないと見えるが釣り人の姿はない。ただしバスの姿はしっかりあった。

アサギマダラか?と一瞬思うと全てアカボシゴマダラでジョロウグモの網に捕まった個体も。

最後にかつて訪れた清流に立ち寄る。