あらゆる淡水域の釣りの外道でNo.1はもしかしたらニゴイかもしれない。対抗馬としてアメリカナマズもいるがニゴイほど国内での生息域は広くない上に汽水域での生息を聞かない。それに対してニゴイは渓流魚の住む河川上流域から河川河口の汽水域にまで生息していてバス釣り、フナ・コイ釣り、ヘラブナ釣り、アユの友釣り、スズキ釣りとあらゆる釣りの外道で顔を見せる。普通釣れるサイズは40㎝クラスが多く大型は50㎝を超し最大で70㎝に達する。釣りでの公認記録は70㎝はなかったと記憶しているが最大で70㎝ほどになる。以前Yahooでブログをやっていた頃に私のブログに岐阜県在住の釣り人から投稿があったが、その釣り人の釣り場でのニゴイの平均サイズは55㎝で70㎝も混じるのだという。私の釣り場では平均40㎝クラスで50㎝クラスが混じり60㎝は今だないというのに釣れるニゴイのサイズの次元が違う。ルアー釣りではミノー、バイブレーション、クランクベイト、スプーン、スピナー(さすがにスピナーベイトはない・笑)とありとあらゆるルアーで釣れる。稀にトップウォーターにも出る。平均サイズもバスよりずっと大きくなりと釣魚としては魅力的な魚に見えるが今一つ釣魚として人気がないように思う。さらに生息水域が大河川や規模の大きな湖沼(ダムも含む)などの他に、これらの水域と連なる河川でないと生息していない。行程の短い河川や野池やため池には見られない。一番釣れるのは繁殖期の遡上時期でかつて釣りをしていた頃ハスほどではないが爆釣した。ただ、この時期良く釣れるのは釣れるのだがスレも多い。ニゴイの食性だが魚食性という誤ったことを言っている釣り人や、ある釣りの小雑誌では琵琶湖固有種などと言っている釣り人もいて、やはり魚類に関する知識は淡水魚愛好家や専門家の方が知識も見方も遥かに上だ。確かに魚類も食べるが魚食性ではない。ただ積極的にルアーを追うことを考えると魚食性が強い一面もあるのだろう?。たとえば、その昔バスを狙っていてベビーミノーで釣っていたのだが釣れるのは小物バスばかりで、やがて魚がスレてしまい大きめのミノーを投げたところバスではなく40㎝クラスのニゴイが一投目で即掛かったことがある。ルアーのサイズを大きくしたところ、まだ複数のバスがいるのにバスではなくニゴイだったというのは非常に興味深いものだった。また、釣りでのニゴイの日本記録を狙っているという釣り人のブログを見たが私にはロクマルの壁が厚くナナマルサイズはあまりにも次元が高すぎたが、もし日本記録を本気で狙っているのであればナナマルクラスを釣らないとダメだろう。ごく一部ではあろうがバス釣りではなくルアー釣り(要は釣れれば何でもいい)という目的でニゴイを釣る人もいるが、こちらは日本記録を狙うというようなものではなく、あくまでルアー釣りの対象魚ということのようだ。釣れる平均サイズがバスよりずっと大きく最大で70㎝に達しスピナーベイトやバスベイト以外のたいていのバス用ルアーで釣れるニゴイは釣魚としてもっと評価されるべき魚ではないだろうか?。釣魚としての欠点を上げるとすればバスより釣りやすいことと遡上時期はかなりの数が遡上するため爆釣して他のルアー対象魚よりも釣れてしまうこと(以前5月のある日釣れた魚はニゴイ16匹、バス1匹、ハス1匹でその他ニゴイのアタリ、バラシ大多数でニゴイ祭り状態に・笑)。おそらくいないだろうが「ニゴイ釣りを愛する釣り人たち」が、もしいたら私のブログで述べたことが少しはニゴイの釣魚としての魅力が伝わっていると思ってもらえたらニゴイの釣魚としての人気も上がるかもしれない?。

 

 

バスより釣れる平均サイズがずっと大きくバスと違い50㎝クラスも珍しくないが60㎝以上となるとさすがに難しく70㎝になると次元が高すぎて私には不可能だった。