今日は暑い一日だった。まだ5月だというのに予報では夏日のところもある。世間ではゴールデンウイークだが母が亡くなりまだ一年も経っていないため行楽地に行くとか遊ぶといったことは不謹慎で本来ならそういった事は控え喪に服すべきなのだろうが長い介護生活だけでなく親にはずいぶん苦労させられた。親の生前長い介護生活と低コストの生活になったことで自分の生活や自分の時間が限られた。その親も介護生活の果て亡くなり一層親の分まで何かとしなければならない。普段低コストの生活に物価高等で何かと大変な生活を送る日々に少しは気分転換しても親も許してくれるだろう?と思い久しぶりにある水族館に行ってみた。地元にも水族館はあるが規模が小さく目玉と呼べるものがないが今日訪れたのは巨大魚と怪魚のいる水族館。普段はテレビや雑誌、ネットでしか見ることの出来ない巨大魚、怪魚たちに出会うことができた。海水魚水族館と違いイルカショーやペンギンショーがあるわけでもない。コツメカワウソのような人気者もいない。淡水魚水族館は海水魚水族館と比べ地味で人気がないと聞くが今日訪れた淡水魚水族館はそこそこ規模があって多くの人で賑わっていた。水族館内にあるショップも大盛況であった。母が亡くなり一年も経っていないこともあり楽しむということは気分的になれなかったがピラルクの巨大さに驚く子供たちの姿に海水魚水族館ほどではなくとも家族連れの人たちでも十分楽しめると思った。実はだいぶ前にこの水族館に来たことがあり、その時はイトウやアカメ、ヨーロッパオオナマズ(若魚)がいたのだが今回目にすることはなかった。代わりにマーレイコッドやバラムンディなどが展示されていた。今回期待していたのはウケクチウグイとピライーバだったのだが、この水族館のホームページに展示魚にピライーバがのっていたのとTwitterでウケクチウグイのことにふれていたのでこの二種の魚の実物を見ることを楽しみにしていたのだが残念ながらウケクチウグイはいないようだった。ピラルクは巨大になるということで各地の水族館でも見ることが出来るのだが、その他の巨大淡水魚(メコンオオナマズ、ナイルパーチなど)はなかなか見ることができない。ウケクチウグイは日本産コイ科の魚でもハスと並び珍しい魚食性という食性とルアーでも釣れるということで一部の釣り人に人気があるようだが生息地が極めて狭く(国内では最上川水系、信濃川水系、阿賀野川水系のみ)釣ったことのある人は多くないのではないだろうか?。しかも飼育熱もマニアでもなければ高くないだろうし、そのためかペットショップや水族館でもまず見ることはない。したがってその姿が見ることが出来る?と期待していたのだが残念ながらTwitter上でふれていただけのようだった。ピライーバはともかく奇跡的にまた釣りが出来たらウケクチウグイは釣りたい魚でもあるので今回見ることが出来なかったのは非常に残念。国内に生息するウグイの仲間では最大になり(これまで確認された最大は83㎝)魚食性ということでルアーで釣れる。聞けば生息水域ではアユを追い回す姿を見ることもあるという。こういう話を聞くだけで釣りたいと思うし釣れないまでもそういったアユを追い回す光景を見たいものだ。かつて霞ヶ浦水系で小魚、中型魚(オイカワ、ハスなど)を追い回すバスを思い出す。

 

アオウオ

外来魚を含め国内で見られる淡水魚で最大になる(最長はオオウナギ)。

ピラルク

世界最大級の淡水魚。

ピライーバ

南米でピラルクと並び最大になる淡水魚でありヨーロッパオオナマズ、メコンオオナマズとともにナマズの仲間で最大になる。

ドラード

川の虎などと呼ばれ村田基氏によれば釣りにおいて最も引く魚だという。