一昨年父が亡くなり、それから母が後を追うように昨年亡くなった。仕事をしながらの長い介護生活だったため父母の亡くなるまでの間は疲労気味で、そんな中わずかな時間を釣りで気分転換していた。チョイドライブと母の気分転換にと春は梅、桜、ツツジ、菜の花、夏は紫陽花、ヒマワリ、秋はコスモスと母を四季の花を見せに行き、その時の母の嬉しそうな顔を今も思い出す。そして今年も春がそこまで来ている。母はもういないが今日も相棒(お古の中古車)で走っていると梅の花が咲いているのが見えた。河津桜や菜の花の便りも聞かれるようになった。仕事をしながらの介護が日常だったが今はもうそういう日常ではない。低コストの生活と親の介護になり自由が限られた生活だったたが母が去り四季の花を見に行く気にも今年はなれない。母が去った生活が日常になり、そして今年も四季の花々の咲く季節がはじまろうとしているが両親のいずれもいない花々の咲く季節の中の日常はちょっと想像がつかない。変わっていないのは今も職場と自宅の行き来という日常だけだ。その行き来の中で梅、桜、ツツジ、菜の花などを移動する車の中から目にすることもあるだろう。そして四季の花を見て嬉しそうな顔をしていた母のことをあらためて思い出すに違いない。今まで「釣りと川魚の飼育とドライブ」、たまに水族館巡り(淡水魚水族館)。その後は「身近な釣り」。最後は「介護とチョイドライブ」。これがこれまでの日常だったが今のそしてこれからの日常は?。今の自分としては相棒(お古の中古車)とのお出かけ(買い物やチョイドライブ)ぐらいか?。そうだ!自宅周辺の生き物観察もあった(苦笑)。

 

今日も相棒(お古の中古車)と