自分にとって川に行くのは、もちろん釣りが好きで魚を釣りたいから行くわけだが正直今住んでいる町にある川はどうも愛着がもてない。どうしてかと言うと人生の大半を引っ越しする前に住んでいた町にある川での思い出があるからだ。これまでの人生を振り返ってみると、その川で小学校の時は学校の遠足で行ったり友達が川の近くに住んでいたこともあり、友達と川で釣りをしたり大きな手長エビを捕ったり少年時代から成人になってからも様々な形で接してきた。釣りでの思い出もそうだ。バス、ギル、ハス、ヌマムツ、コイ、ギンブナ、ヘラブナ、ニホンナマズ、アメリカナマズ、ワタカ、マルタ、ニゴイ等々、いろいろな魚たちと出会った。残念ながら今住んでいる川にはニホンナマズもワタカもマルタもいない。そればかりか下流河口を除けばバス、ギルもまず釣れない(周辺の池にはいるが)。つまり釣りをしていて楽しくないのだ。この川はかつては釣れるのはハスばかりで、まさにハス祭り状態だった(現在ではカワウの食害で壊滅した)。それともう一つ以前住んでいた町にある川で忘れられないのが14年飼っていた柴犬と散歩ついでに川を見にいったりしたことだ。この犬を連れて散歩ついでに虫捕りや川の様子を見にいったりしたものだ。残念ながら、この犬は引っ越しする直前に亡くなってしまったが、振り返ってみると以前住んでいた町にあるこの川を超える思い出がつくれる川は自分にとってはないだろうと最近特に思う。だからこそ引っ越ししてからも愛着は消えないし今も釣りに行っているのだと思う。この川に釣りに行った時上記の飼っていた犬と良く来たことを思い出す。現在は完全に低コストの生活に陥っているため犬などとても飼えないし死んだ時の別れの辛さから「もう二度と飼わない」と決めた。しかし一緒に川に行ったりした思い出は決して消えることはない。フィッシュカービングやフィッシュレプリカではないが何らかの形で飼っていた犬を再現できないか?と思いいろいろ調べた結果羊毛フェルトなるものを見つけた。ただし商売として制作している人の作品は20~50万円ぐらいはしてフィシュカービングではないが、あまりの高額に驚いた(;^_^A。これがネットオークションの場合だと商売ではなく個人の趣味で制作している意味合いが強いためフィシュカービングより安価なフィッシュレプリカのように商売品よりネットオークション品の方がずっと手が届きやすい。ただしオークションなので必ず手に入る保証はない。ただ、今年も春になり、しかも例年になく桜の開花も早いなど春の訪れが早いにもかかわらず週末の天気がよくない😢。フィシュカービングやフィッシュレプリカ鑑賞ばかりでは気分が晴れない。そこで新たにかつて生活を共にした愛犬を羊毛フェルトで購入してみた。かつて良く虫捕りや川を見に一緒に行った日々が思い出される。
我が家に来たばかりの頃(写真の古さが時代を感じさせる・笑)
晩年の頃
今の愛犬(これを見ていると昔飼っていた犬を連れて一緒に虫捕りに行ったり川を見にいった日々の記憶が鮮やかに蘇るようだ)