この前NHKで放送された「NHK総合ドキュメント72時間「宮崎のオオニベ」」を見た。淡水魚好きの私だから同じ巨大魚でもイトウ、ビワコオオナマズ、アカメ、レイクトラウトあたりの企画がいいのだが、サーフという環境で1mを悠に超す巨大魚釣りは非常に興味深いものがあったからだ。聞けば同じ宮崎でもアカメは釣り禁止になっていることもありオオニベは以前以上の人気だという。知人の話では資源保護のため以前から放流していたものが定着増加したようだ。同じ岸から狙えるものにスズキ、ヒラススズキ、ホシスズキあたりがいるが村田基氏によれば同じ大きさでアカメは重さで倍あるという。当然引きは比較にならないはずだろう。そうなると、あくまで外見上だがオオニベの大きさと体格からするとアカメ同様の重さ引きがあるのではないだろうか?。大きいことはいいことだ!夢がある。釣りにおいて小物には小物の楽しさ楽しみ方があるが、やはり全ての釣り人にとって最高の至福は大物が釣れた時だろう。そしてさらなる至福となると巨大魚が釣れた時ではないだろうか?。多くの釣り人にとって手軽に釣りをする場はやはり岸(バス釣りでいう陸っぱり)からだが、そういう場所では大物に出会うことはあっても巨大魚は基本的には普通は不可能だ。しかもルアーでとなるとなおさらだ。そういう意味ではイトウ、ビワコオオナマズ、アカメ、レイクトラウトもそうだが岸から狙える巨大魚オオニベには私には夢を感じる。ただし、それなりの装備(道具)が必要であり、低コストの生活の私にはまず無縁の釣りだ。宮崎という場所も私にとっては遥か遠い場所。書籍等によれば静岡県以西に生息しているようにされているが、なぜか釣りでは宮崎県となる。以前エサ釣り(しかも船から)であったがスカパーの釣りビジョンで村田基氏が大分でのオオニベ釣りの企画があったが宮崎以外にも生息しているはずだが、なぜか釣りとなると宮崎になるのは生息数が多いからだろうか?。同じスカパーの釣りビジョンでやはり宮崎のオオニベの企画があったが番組内で148㎝(当時の釣りにおいての公認の最大記録)が釣れて確か最初の放送はわずか30分程度の長さの番組であったが後日前編後編に分けて再放送された。最初の放送時に、この巨大魚が釣れたという内容にも関わらずあまりにも放送時間が短く個人的に少々不満だったが、後日の放送を見て、やはり巨大魚釣りには夢がある、そして前編後編といった放送でないとその夢が見る者にも伝わらないと思った。しかし、釣り番組は釣り番組でしかなく、そういった意味では今回の「NHK総合ドキュメント72時間「宮崎のオオニベ」」は単なる釣り番組ではなくオオニベを釣るために全国から集まる人々の姿を追う企画で非常に良いものであった。単なる釣り番組だと釣れた釣れないで終わるか「上手く釣れる方法」みたいなものばかりで個人的には好きになれない。人が釣っている姿を見るのではなく、やはり釣り人は自分で釣りたいはずだ。そして私の場合束縛されるようなわけでもなく釣りを上達しようなども考えず気軽に手軽に自由に釣りをしたいだけなのだ。基本私にとって釣果はただその延長線上にあるに過ぎない。ただし、そうは言ってもその一方ボーズはイヤなのでゲスト(外道)でもいいので一匹でも釣れるやり方で釣りをしているのだが(苦笑)。低コストの生活上道具もお粗末で大物と呼べるぐらいの魚は釣れても巨大魚を釣るなど夢のまた夢😢。所詮はテレビで見る側にしかなれないが巨大魚を釣るということにはやはり夢を感じる。今の生活上夢は夢でしかないのだが😢。
アカメ(水族館展示水槽)
アカメ(フィッシュカービング)