レイクトラウトという魚をご存じだろうか?。魚類またはルアー、フライ釣りに精通している人でないと知らない人も少なくないのではないだろうか?。なにしろ日本では中禅寺湖にのみ自然生息している大型のマス科の魚である。本などでは繁殖は確認されていないというが大小様々なサイズが釣られていることから繁殖していることはまず間違いないだろう?。大きさの世界記録は157.5cm重さ46.3㎏で日本では中禅寺湖(日本記録)で大きさ105cm重さ15㎏だという。マスノスケ(キングサーモン)の大きさの世界記録が147cm重さ47㎏、スチールヘッドの大きさの世界記録大きさ130cm重さ26㎏だからイトウの仲間とならびサケ、マス科の中では最大級に大きくなる。また、この魚これまでも中禅寺湖ではメーターに達するサイズが釣られておりニジマス、ブラウントラウトは国内でも普通は70cmを超すことは少ないことを考えてもその大きさはイトウとならんで陸封型のマス科の中では別格の大きさだ。しかも中禅寺湖では岸からの釣りで90cm越えが釣られたことがある。岸からこのサイズは凄い!。イワナの仲間でも特に冷水域に生息するため中禅寺湖では大物は初春と晩秋に釣れる確率が高いという。そして大物の多くはトローリングでの釣果がほとんどだ。大物は早春と晩秋以外は水深のあるポイントにいるためキャスティングで特に岸からは水温の低い早春と晩秋以外に狙うのは難しいということだろう。日本三大怪魚といえばイトウ、ビワコオオナマズ、アカメだが、大きさだけならオオウナギや中国四大家魚もいるがオオウナギは少なくともルアー、フライの対象にならず中国四大家魚も国内ではルアー、フライではまず狙う人がいない上特にコクレンはアオウオ以上に数そのものが少ない。さらにアオウオ以外は釣れるサイズがほとんどは大きくてもメーター前後だという。しかもこれらの魚はイトウ、ビワコオオナマズ、アカメと比べルアー、フライへの反応が積極性に欠け少なくともルアー、フライの対象としての魅力に欠ける。そういった意味ではレイクトラウトは国内で釣れる日本三大怪魚以外のもう一つの大怪魚とは呼べないだろうか?。もっとも日本三大怪魚とは国内の日本産淡水魚としての大きさの意味と釣りにおいての対象魚の中での大きさの意味もあるだろうが?。そういった意味でこのレイクトラウトはイトウ、ビワコオオナマズ、アカメにくわえた国内のルアー、フライフィッシングにおいての四大怪魚と個人的に呼びたい。DVDなどではその釣りが紹介されているようだがテレビにおいてはこの魚は取り上げられることがほとんどない。釣り番組のホームページに投稿したこともあるのだが、やはり国内では中禅寺湖にのみにしか見られない魚ということもあり知名度が低いのだろうか?。また、ブラックバスの重さの世界タイ記録が琵琶湖で釣られているがレイクトラウトの世界記録が中禅寺湖で釣れる可能性はあるだろうか?。可能性は低いと個人的に思うのだが少なくともメーターを超すサイズが、しかもルアー、フライで岸から狙える釣れる可能性があるというだけで魅力のある魚と感じるのだが低コストの生活低コストの釣りの私には空想する世界の釣りだ(苦笑)。