高校古文にも出てきたので源氏物語とは紫式部が書いた光源氏を主人公とする物語ということは知ってましたが、何故源氏物語というのかよく分かりませんでした。源氏・平氏と言うと源平の武家の両雄とばかり思っていたものです。
源氏物語を読み始めてやっと源氏の意味するところが分かりました。天皇の皇子が多数生まれそのまま皇族として残しておくと財政的にも大変だし皇位継承で政治的混乱も起こしかねないとして一部の皇子に「源氏」姓を与え皇族から離脱させることにした(臣籍降下)、これが賜姓源氏ということです。
源氏物語は冒頭桐壷帝が寵愛した女性(桐壷更衣)の生んだ第二皇子を臣籍降下させ源氏とするところから始まる、、、それ故に「源氏のものがたり」→「源氏物語」と呼ばれるのです。
何故、藤原摂関政治全盛の時天皇でもなく摂関家でもない賜姓源氏を主人公にした物語が書かれたのか、この辺も論議かまびすしい所です。
ところで桐壷帝には10人も皇子がいたのだが、何故第二皇子の光源氏だけを源氏としたのか。それは光源氏が幼少から容貌も才能も抜群でこのままいくと既に皇太子になっていた第一皇子との皇位継承争いに発展しかねない。また母親は既になくなりその出自も低くとても皇位につける血筋でないし、財政基盤もない、このままでは可哀相なことになるとして桐壷帝が決断したのです。
天皇の皇子で全ゆる面で光輝くスーパースター、でも天皇にはなれない男=光源氏、この設定は如何にも上手いなあと思いませんか。だって何でもできるんですもんね。
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http://sassa.kuri3.net/?p=248



