バスケットボールにおいて、シュートは
もっとも重要な技術です。
これが、入らなければすべてのプレーの
意味がなくなります。
バスケットは相手のリングに
ボールを入れる競技です。
ドリブルで相手を抜いたり
素晴らしいパスを通したり
さらにコンビネーションプレーが
成功しても、シュートが入れなければ
意味がありません。
他のあらゆるプレーは
シュートをするためにあるのです。
よく、シュートが出来るのに
他の人にパスをして叱られている
選手をよく見ます。
それから、どんなに遠くからでも
シュートが入ればOKです。
特にロングシュートは基礎が出来てなければ
入りません。
ゴール下なら、ごまかせますが
遠くからのシュートは基礎が大事です。
これが、出来てないと
いくらシュートの練習しても入る確率は
悪くなります。
しかし、これが出来ていると
シュートの入る確率は
かなり上がります。
今回はジャンプシュートの基礎を書きます。
まず、フォームですがバスケットの本
の写真などを参考にしてください。
まず、ボールの持ち方ですが
これは、前回キャッチのところで
お話した通りです。
手の平は付かずに開けてください。
ボールの構える位置は
右利きの場合頭の上のやや右寄りです。
右目の上あたりです。
左手は軽く添える程度で
間違っても強く押さえないでください。
まず、ボールを胸のあたりに置いて
やや前傾姿勢を取ります。
これは、基本的な立ち方ですが
前傾姿勢をもう少し低くして
ボールをもう少し下に構えても問題ありません。
そして、先ほど説明しました。
右目の上あたりに持ってくると同時に
真上に飛びます。
そして、空中に浮く間ゴールに狙いを定めます。
この、真上に飛ぶことは、とても重要です。
よく、体が前に流れて打っている
選手を見かけますが
非常に入る確率が悪いです。
上に飛ぶときに必ず全力でジャンプしてください。
この時に上体に力が入らないように注意してください。
そして、体がジャンプの頂点の手前で
ボールを押し出すように、腕は真っ直ぐに
伸ばします。
腕を伸ばしきる直前に、手首のスナップを聞かせます。
スナップの方向は下か、やや外側になります。
間違っても体の内側にはなりません。
それから、指をつまむように
スナップする人もいますが
気持ちとしては親指を支点に下向きに
手をスナップします。
この時最後にボールが離れる指は薬指です。
そして、ボールに逆回転をつけます。
この、逆回転が少ないとボールは
ライナー気味に飛んで行って
リングに当たって入り難くなります。
ボールが飛んでいく角度は
低いより、高い方がいいです。
ここで、注意するのは
絶対に肩に力を入れない事です。
肩に力が入ると方向性が悪くなります。
肩はリラックスさせて置いて
感覚としては腕は真っ直ぐに
ゴールの中に手を入れる感じです。
肘から上の力だけでボールを
飛ばします。特にスナップでです。