小さいころの私は、学校の成績も悪く、運動もあまり得意とは言えませんでした。
ただ、喧嘩は強かったと思います。
小学校の低学年の頃、毎日喧嘩をしていました。
そのころ、同級生でとても乱暴な奴がいまして、とにかく彼は私に喧嘩を吹っかけてくるのです。
しかも、毎日です。
私は喧嘩は好きではなかったのですが、相手が迫って来た時には逃げるような事はありませんでしたし
決して怯むことはありませんでした。これは何故かと言いますと、私の父はとても厳しくて怖い人でした
とにかく、よく殴られました。それと私には11歳上の兄がいます。この兄も私を殴るのです。兄は私を
可愛がってはくれましたが、腹が立つと本気で殴ってきました。
ですから、私は殴られ慣れていたのです。同級生ぐらいに殴られても、あまり堪えていませんでした。
それに小さい頃の喧嘩は殴るより引っ掻いたり抓ったりです。よく血だらけで帰って母親に叱られた
ものです。
運動は、かけっこをするといつもビリを争っていました。足はあまり早い方ではありませんでした。
運動会ではいつも恥ずかしい思いをしていました。