今回はシングル『メロウ/露光』のレコーディング等々にまつわるお話。
ドラム編。
ドラムはCPR STUDIOの佐藤裕氏の協力のもとやっていただきました。
実は裕さんとはもう何年もの付き合いで、以前『jojo。』や次世代エキサイト、というビジュアル系のバンドで私がギターとしてお手伝いさせていただいておりましてその頃から2人で夜中にスタジオに籠って裕さんのドラムを一緒に録っていたものです。
余談ですが裕さんのスタジオでのドラム録りの際のシールドケーブルは私が製作したものです。エモみ。
んでまあそんな感じでありがたく協力いただき、ナイスなサウンドが録れたわけですね。
マイクの位置をああでもないこうでもないと変えて見たり、サブキックというものを使ってみたり。
個人的にはサブキックがあると非常にやりやすかった記憶があります。位相合わせがあるので大変でしたがw
レコーディングやミックスに関してはいろんな方法があるのでどれが正解とかはないと思うんですけど、私は基本あるものをカットする、という方法をよく使うので、足りない、よりは出過ぎ、の方が好きなんです。
足りないものを足すという方法論だと、もともと無いところを無理やりあげたりするのでノイズなどの不純物が混ざってきちゃうんですよね、時と場合によってはいい結果になったりするんですが、基本それは好ましくないので。
でも見えないモノを見ようとして望遠鏡はどんどん覗き込んでいきたい所存。
あと次回はできるだけ被りを限界まで少なくして録ってみたいなーと思ってます。
梢悟氏のドラムがビンテージのセットだからいまどきっぽい録り方をしてみたい感isある。
それ以外にもいろいろ頭の中で考えてることもあるので、物は試しでやってみたいものです。
で、結局ドラムに使ってるトラックは12トラックだから特に多いことはなく。
でもなんで最終的に30超えたんだろう?
その他楽器に関しては、アンプを通さない楽器の素の音、いわゆるラインの音を各々の家で録ってもらって私にデータを送信するという、非常に現代的な手法をとりました。
それからプラグインで歪ませたり、AxeFX2に流して音を作ったり。
またこのAxeFX2が素晴らしくいい音でですね。
私のパートは全てこれを使って音作りをしています。
平阪さんパートでちょっとした拘りで一つの音色だけGuitarRigというプラグインを使ってるんですけど、ほんとにちょっとした拘り。
あとはライブでは聞けなかった雰囲気や音もあるかも?
やはり音源は音源でしかできないことをやったほうが素敵やん?
結局セルフ却下したけどメロウにバイオリン入れようとしてみたりとか、露光のギターのオーバーダビングをアコギでいれようとしたりとか。
私基本的には引き算のアレンジする人なんだけどたまーにこれでもかというくらい音数が増えるんですよね。つぎあたりくるか?
あ、DAWはCubaseです。もう初めてDTMやりだしたころからずっとCubase一筋。
というのも業界大定番のDAWのProToolsの音があまりにも綺麗過ぎるのでそんなに好きではなくてw
ドラム録りはそれなんですけどw
あと私が大好きな中田ヤスタカさんがCubaseユーザーなので…
でもそろそろ試してみたいというか、使ってみたいなと思ってるんですよね。
やってみてそれでよければまさかのシステム変更あるわ。
細かいフレーズとかはまだリリース前なんで控えますが聴きどころは沢山あります。
私が入ってどう変わったのか、その耳で確かめてください。
めっちゃかっこいいです。
ライブで聴く印象とまた違って面白いですよ~。
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500JPY (High-tone voice)
ユニバーサル言語tacata
もはや懐かしさあるtacata
次のtacataから新しいtacataをtacataるんで是非tacataってくtacataい!
2015.3.18(wed)池袋手刀
NEW SINGLE先行発売
E.T主催-3 MAN-EVEVT
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E.T
StrangerSaid.
Lament.
O.A bask in the deep