こんにちは。

basis A の店主:マダムです。


地震。大変ですね。

こうして書き込んでいる時も、余震は続いています。


地震対策。

つい、恰好の良さを全面によく造り込みたくなる夢の箱。

でも、やはり安全の為のデザインも大事。

特に小さな空間を造る時、大切なことの一つだと、

今回の地震で強く感じています。


そして、設計する際に、

そのあたりを頭に入れて空間づくりをしたことが、良かったな

…とも感じています。


basis A の対策は…。


ホールについては、

飾棚を極力付けなかったり、

飾り物をほとんどしない、通路となる部分は凹凸を少なくすっきりさせる、

入口までの見通しを良くする。

・・・という形でのデザイン対策です。


とはいえ、狭小ではどうしても必要な棚も出てきます。

取り付けた場合、

高い所にある棚に物を置く場合は、

滑り止めのシートや衝撃の吸収材を敷く。

落ちないように固定する。


細かいことですが、これをするだけでも、かなり違います。

今回の地震では、何も落ちませんでした。

また、動いた形跡もありませんでした。


特にホールは、

なによりもお客様が怪我をしなように…ということにもつながりますね。


ちなみに日常の良としては、

広く見える、空気の通りがよい、埃だまりを防ぐ…なんてことにも効果的。

毎日のお掃除が、しやすい(楽)です。


「いつも来ても綺麗に掃除がしてあるわね。」

…そんなお言葉を頂けるのは、

実はお掃除がちょいちょいと出来てしまうこの造りも

一役・二役かってくれています。


それから、照明も、空間に余裕がないのなら考えた方がいいと思います。

素敵な照明は、それだけで空間の雰囲気を作ってくれるのですが、

どんな空間に、どう取り付けるかで凶器にもなってしまいます。

ちなみに、basis A では、コード吊りではないタイプです。


あとは、厨房。

厨房に関しては、危険がいっぱい。

なので、

配置としては、作業的に前後左右に台や棚戸があると効率が良いのですが、

壁の一面だけは何も取り付けないようにしています。

安全な何もない壁を背に、出来るわけです。

これだけでも、視界に、気持ちに、ちょっと余裕がもてます。


その態勢で、ホールも確認できれば、

お客様にも目を向けることができますし…ね。


とは言いながら、

今回の地震で、厨房内で対策を強化した部分もあります。


食器・調理器具類を入れる戸棚の中の全てに、滑り止めシートを敷きました。

これまで、作業性を重視して、

あまり使わない棚、またはオープンの棚にだけ敷いていたのですが、

引き違いの戸棚が、地震で開きそうになったり、

衝撃で棚の奥から手前に大きくずれていたり…

という状況を目にして、普段、出し入れする棚こそ、必要!と感じました。

いつも出し入れする部分に、鍵は付けられない!ので。


敷くことで、食器の破損が防げたり、

また、落ちてくる前にその場から離れる時間が作れる…と考えれば、

普段の作業性がちょっと悪くなっても、やるべきこと…ですよね。


ここで行っていることは些細なことで、

もっと、もっと、良いデザインや対策があるかとも思います。

お店を(もちろん住宅も)つくるときには、是非お考え下さいね。


限られた空間の中でも、忘れてならない必要なもののひとつ!

大地震が起きて、改めて感じた 安全デザインの必要性です。


では、また。