名前を呼んで | 日本でガーナ・ライフ

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ガーナ人の夫との生活の中でアフリカっぽいものを見つけたり作ったりしながら、和ガーナ折衷の日々を過ごしています。


結婚したばかりのカップルに お互いを何て呼んでいるか
聞いたりしますが
私、結婚当初は 敬語で話をする古風な夫婦に 憧れてまして
互いのことも 「さん」 づけで 呼ぶことにしたのです。

しかし 相手は 呼び捨て= 親近感 な 文化で
生まれ育った人なので・・・

私のことは「さん」づけなのに、友人の奥さんの名前は
呼び捨てにする!
何? この ちょっと寂しい感じ?

ダンナの呼び方のせいか 在日のダンナの友人も
同じように 「さん」 づけで呼んでくれます。
ま、名前覚えてくれているのは 本当に親しい人だけで
ほとんどの友人は 名前すら憶えていません。
せいぜい 「奥さん」 と 言ってくれるくらい。
他人の奥さんの名前を 憶えているうちのダンナが 珍しいのです。


ひとつ気になるのは、ダンナたちは 相手の名字ではなく
名前に Mr. をつけて 呼び合ったりすること。
欧米人が “Mr. Mike” なんて呼んでいるのを
私は聞いたことがないのですが・・・?



最近 日本のサッカー選手が 彼女のことを
「アモーレ」 なんて 呼んで 話題になっていますね。
「アモーレ」は ハウサ語で “enjoyment” の意味だそうですよ。

最も ダンナ曰く 「アモーレのレは R でしょ?
ハウサ語のアモーレは L なの」 と
L と R の 区別がつかない私への 配慮ですかね?
チュイ語 にも L は無いそうなので、密かに 嬉しかったりします。


何にせよ 、全てのカップルに、 アモーレ溢れる楽しい時が 
ずっと続きますように。