鎮静 | 緩和ケアって何だろう?

緩和ケアって何だろう?

40才独身
子宮頸部腺がん3bから再再発。頚椎転移で下肢麻痺となり緊急入院!
転院先は緩和ケア病棟…。
壮絶な100日を過ごした後、セデーションを経て永眠。

緩和ケア病棟で過ごした時間は、苦痛を緩和できてたの??

かなぽんの姉、子宮頚部腺癌の闘病記です。

 

安らかに死にたいと、

姉は言いました。

 

医師が来たとき、

訴えるので

本当にいいのか本人に確認しました。

 

意識が混濁しているためか、

聞かれると、

機関銃のように質問がでました。

 

「いたくないの?」

「薬はなにをつかうの?」

「いつやるの?」

「こわくないの?」

「しんじゃうの?」

 

同じような質問が

何回もループします。

 

私が、

「薬とつかうと、話せなくなるけど良い?」

と聞くと、姉は

「やだ」

と言いました。

 

医師にもう少し待ってほしいことを伝え、

いったんは鎮静を見送りました。

 

その後も

死にたくない

安らかに死にたい

苦しいのはやだ

おかあさんがいない

みんなにありがとうって言わなきゃ

みんな幸せになってほしい

 

もうずっと同じ言葉を何日も聞いていました。

姉は心の中にあるものを

ぜんぶ吐き出しているようでした。

 

今まで言えなかったこと、

今までしてきたこと、

これからやりたかったこと、

ずっと心配していたこと。

 

こんなにも

たくさん抱えていたんだな

たくさんのことを私たちは知らなかったな、

知っていることも同じくらいあったんだな。

 

吐き出せるものを

ぜんぶ吐き出した後、

姉は鎮静の処置を受けいれました。