かなぽんの姉、子宮頚部腺癌の闘病記です。
息苦しさがどうにもこうにもとれず、
日々体力を削られていく日々。
息苦しさをとる方法は、一つあります。
それは薬を使って眠らせること。
「鎮静」と言われる方法です。
姉の場合、
ガンによる痛みはほとんどなく、
どちらかというと
寝たきり、四肢麻痺によるコリなどの痛みが主でした。
胸水も右肺から1リットル抜いた後、
2週間ほどしてから、姉の強い希望もあり
左肺からも700mlほど抜いてもらいました。
でも全く効果はありませんでした。
むしろ余計に体力を奪われたようにも見えました。
・・・もうどうすることもできませんでした。
この息苦しさは、一生続く。
姉もほとんど話すこともできなくなりました。
10日ほど前から、担当の看護師さんに
『オプソ』を使ってみないかと言われてたそうです。
オプソ、
モルヒネであることは姉も承知していました。
だから使うことを拒んでいました。
「あ~あ、私もついにモルヒネ使うまでになっちゃったか・・・」
ガンでモルヒネというと、
最終段階に入ったという感じがします。
もう死が目の前に迫っている?
もう死ぬの?
死ぬわけない。
まだ意識もはっきりしていて。
息は苦しいけど、それ以外は元気。
おなかもすくし、食べたいものもたくさんある。
もうすぐ退院して、両親と在宅介護でリハビリするのに。
死ぬなんて信じられない。
まだまだやりたいことがたくさんあって、
行きたいところがたくさんあって、
両親に恩返しなんて一つもしてないし、
これから病気でも楽しく生活していくはずなのに。
姉と少しずつ話す中で、
出てきた内容です。
オプソを拒否続けていましたが、
多分、近く使うことを見越して
看護師さんはオプソを置いて行くようになりました。
5ml、液体の入ったパウチ。
数日後、
あまりの苦しさから
使用することになりました。