転院先の決定 | 緩和ケアって何だろう?

緩和ケアって何だろう?

40才独身
子宮頸部腺がん3bから再再発。頚椎転移で下肢麻痺となり緊急入院!
転院先は緩和ケア病棟…。
壮絶な100日を過ごした後、セデーションを経て永眠。

緩和ケア病棟で過ごした時間は、苦痛を緩和できてたの??

かなぽんの姉、子宮頸部腺癌闘病記です。



土曜日、緩和ケア病棟の見学です。

ソーシャルワーカーさんによる

病棟見学。

お風呂の説明。

広いお風呂場に洗い用の寝台がありました。

また湯船にも浸かれる用にリフトも完備してありました。

もう2ヶ月近く、お風呂に入れてないので、

単純に「やっと入れるのか」と安堵。


次に病室。

あら、少し狭い。

無料個室は

患者用ベッド

テレビ(無料)とテレビ台

小さめの冷蔵庫

小さめのタンス

リクライニングのイス

流し台

がありました。

家族が泊まるときは、

家族ルーム(シャワー付)を使用するそうです。貸出布団あり。


次に有料個室

広さは無料個室と同じ。

ベッド、テレビ流し台、冷蔵庫も同じ。

タンスが少し大きめ。

トイレが付いています。

ソファベッドがあり、

家族1人ならいつでも泊まって良いそうです。

シャワーは家族ルームを使って良いそうです。


無料個室は60日までしか入院できない

(健康保険上)そうですが、

その後も引き続き入院するときは、

1、1度退院して、8泊9日後に再入院する。

2、有料個室に移る。

2つの方法があるそうです。


有料個室だと、入院期間は無期限。

最長2年も入っていた方も居たそうです。


見学の後は説明を受けました。

病院は既にカルテも入手していて、

緩和ケア担当医も見ているとのこと。


余命は半年から一年くらいと

都内の病院で説明されていましたが、


「半年...もつかなぁ」

これが緩和ケア担当医の見解でした。

転院を決めたら、

まず両親(キーパーソン)との面談。

本来は本人面談もあるようですが、

姉の場合は来院が無理なので無し。

その後搬送の仕方として、

救急車での搬送か、介護タクシーの利用。

入院後に各検査を行うそうです。

リハビリに関しては、

なるべく患者の希望に添えるようにするとのことでした。


食事の事、今までの自主治療の経過、

民間療法のこと、両親のこと、

都内の病院での治療。

トモセラピーを受けたがっていること。

不安なことを全て丁寧に聞いてくださいました。

この病院では、

一切の治療を断念しろとは言われませんでした。


緩和ケアとして治療はできないが、

退院できるほど回復すれば、

退院して治療を受けに行くのは自由。

それを否定することはない。


安心しました。

治療の望みがなくなったら、

姉はひどく落ち込み、

うつ病(以前罹患)を再発させてしまいます。


私は安心して3番目の病院を勧めることにしました。

気に入らなかったら、他の病院に見学に行くつもりでした。


両親は気に入りました。


姉は気に入りませんでした。

まず、緩和ケアという響き。

死に向かう場所に思えたそうです。

そして治療がないということ。

肺転移のがんを放置するのが、

嫌だったのです。



緩和ケアに入って、回復を待ってから、

トモセラピーを受けるよう説得しました。


それでも、3番目の病院を気に入ろうとはしません。

自宅から遠いから?

聞いたことのない病院だから?


なぜ1番目の病院じゃないのか?

なぜ2番目の病院じゃないのか?

リハビリはどうなのか?


質問ぜめでした。


多分、どの緩和ケアでも気に入らなかったでしょう。

今の、治療できる病院から離れるのが嫌だったのです。


でも、治療してくれる病院は

見つかりませんでした。

もし治療できるなら、

今の病院でとっくにしていたと思います。


姉は1番目と2番目の病院の

リハビリ状況を確認することにしました。


1番目の病院は

非常勤の理学療法士さんが1人。

リハビリ回数は未定。


2番目の病院は

リハビリは週に一度の施術のみ。


3番目の病院は

理学療法士によるリハビリ。

週3回の施術。


結局、リハビリに関しても3番目の病院が

1番条件が良いことになり、

姉は3番目の病院に転院を決めました。


両親は早速、3番目の病院に連絡し、

担当医との面談を行いました。


担当医はすぐに転院を勧めたそうです。

同席した看護師長さんは、

姉の全介護の状態に、少し難色をみせたようです。

でも、担当医の先生は

「なんとか助けてあげようよ」

と看護師長さんに言ってくださったそうです。


姉の転院が、決定となりました。