モリナーリ=プラデッリ盤メフィストーフェレ | Intermezzo ~幕間のおしゃべり~

Intermezzo ~幕間のおしゃべり~

しがない歌劇愛好家Basilioの音盤鑑賞録。
備忘録的に…

トッツィのメフィストを楽しみに聴いたんだが、鬼のように声が遠い…演奏そのものの質は高そうなのに何とも残念。

モリナーリ=プラデッリの棒もここでは冴えていて、緩急をしっかりつけた音楽には引き締まった魅力がある。
トッツィは予想どおり非常にキャラクターを押し出した歌唱。自由闊達で或意味非常に人間臭い悪魔を演じているのに好感が持てる。こういうキャラクターとしての魅力がないとやはり悪魔はつまらない(^^)
コスタはオペラ歌手の一方で、ディズニー映画『眠れる森の美女』のオリジナルのオーロラ姫を演じている異色の経歴の持ち主。熱唱なのだが、何分声が遠すぎなのがあまりに痛い。もう少し声の近い録音ならもっとよかったと思うが、残念。
コンヤは立派なのだが、ところどころ音程が危うい。また、こうしたドラマティックな歌唱ではちょっとファウストのイメージからは離れてしまう印象。

繰り返すが音が遠いのがなんとも残念……!