2025・7・16・水
佐賀新聞社創刊140周年記念 北斎・広重 大浮世絵展
行ってまいりました、浮世絵展
駐車場は満杯
人気なのをうかがわせます
大河ドラマ「べらぼう」やNHKの江戸文化の放送で
浮世絵にも注目度が集まっている
「浮世絵EDO-LIFE」
浮世絵の世界をのぞいてみれば江戸のリアルな暮らしが見えてくる!
これ、面白いですよね
仕方ないので
佐賀城本丸歴史館の駐車場へ
14時ころに入りましたが
まずは歌川広重の東海道五十三次
何と、東海道五十三次の53の宿場と
江戸日本橋のスタート「日本橋 朝の景」
京都の終着駅「京師 三條大橋」の
全55枚が解説付きで揃っている
「日本橋」なんて超有名な浮世絵
本物だあ!!
っで、解説が面白くて
全部読む羽目になる
横浜市保土ヶ谷「程ヶ谷宿」
江戸から32km、疲れが出始めるが
一つ先の戸塚で一泊したい旅人が多く、先を急ぐのだとか
三女が静岡県富士市に住んでいるもんで
三島・鞠子・掛川・浜松等馴染があって
江戸時代に建設された掛川城も行ったことあるので
スマホの地図を見ながらこの辺かあ、なんてね
鞠子
とろろ汁で有名
静岡市にこのお店が実際にある
っで、鈴鹿には兄が住んでいるもんで
桑名・四日市・鈴鹿峠なんて出てくると
もうこの辺かあ、なんてね
四日市
一陣の強風に飛ばされる笠を拾う旅人
55枚全部見終わって
次は
葛飾北斎の
東海道五十三次 絵本駅路鈴
広重のより前に描かれたらしい
風景画というより
土地の名物や旅人の様相が描かれた風俗画的
全体に色合いが淡く
たいして面白くはないので飛ばす
歌川広重の「忠臣蔵」も数多く手がけている
歌舞伎も落語も好きなんで
意外と初段とか二段目とか知らないなあ、とか
これが斧定九郎が出てくる五段目かあ
なんて、感慨にふけっていた
やっと、葛飾北斎の「富岳三十六景」
神奈川沖浪裏
すべての浮世絵の中で一番好きかもしれない一枚
意外と小さい
約39cm×約26.5cm
この小さな画面に
舟の描写の細かいこと
書くのも大変だけど
どうやって彫ったの?
って、感心してたら
娘から、大学へ行く時間だと
すでに2時間たっていた
急いで出口へ向かうが
富岳三十六景の
いわゆる「赤富士」とか
作っている桶の向こうの富士とか
これ好きなやつだあ~
まだまだある、広重の「名所江戸百景」
前景にどんと描かれた臥龍梅の「亀戸梅屋敷」
巨大な鯉のぼりが近景に配した「水道橋駿河台」
だとか
こりゃあ、1日では無理だね、ってことで
近日中に2回目の鑑賞に行くことが決定