2024・2・28・水

アストリッドとラファエル
文書係の事件簿
 
皆さん、ご存じでしょうか
 
フランス初のミステリーだとか
 
うちにも自閉症スペクトラムの家族がいて
興味を持って
第1話から見ています
 
録画して見ているので
今は3シーズン
 
そこでとっても嬉しい出来事があったので
ブログで紹介したくなりました
 
まあ、だいたいはこんな感じ
 
アストリッドはパリ犯罪資料局の文書係
自閉スペクトラム症で、学校や精神科病院の体験がトラウマとなり、
社会生活を心配した父によって文書資料室に居場所を得ています
食料の買い出しは行きつけの店で月曜日にまとめて行います
何とそこは日本食のお店で日本酒の獺祭が置いてあるのが見えました
昼食はカフェテリアの特定の席で食べるなど、
独自のルールを設けています
犯罪資料を読み込むことで犯罪学の知識を身につけており、
年限を過ぎ破棄された資料の内容も記憶していて、
優れた洞察力でラファエルの力となり、
自立した人間としての自信をつけていきます
煩わしく感じていた警察や資料局の職員からも尊敬を勝ち取っていきます
 
このドラマの凄いところは数限りなくありますが
アストリッドがラファエルの援助もあって
自閉スペクトラム症を乗り越えて
社会生活や対人関係を改善していく
その1歩1歩が涙を誘います
 
法医学者のフルニエ先生とのやり取りもおもしろい
 
回想で出てくる
アストリッドの少女時代の姿がそっくりで
これもビックリ
 
っで、日本食のお店に
テツオという日本人が水曜だけ店番をすることになり
アストリッドは月曜日に決めていた買い物を
水曜日に変更します
まあ、タナカのお店関連ではありますが
事件の被疑者としても
日本人が多く出演していて
礼や囲碁、茶などの日本文化も多く取り入れられています
 
アストリッドは
触れられただけでも
神経がそこに集中し
その情報の多さに頭がパンクします
 
しかし、恋人同士はキスをすると知り
テツオと話し合い
「キスは求めない」とテツオ
 
テツオの人柄が分かり
だんだんと親密になる二人
 
アストリッドは自分から「キスしたい」と思うようになり
とっても悩みます
指先の20倍もの神経がある唇が
他人と触れるなんて
アストリッドには耐えられません
でもテツオを触れたい、キスしたい
 
っで、またまた日本人のヴァイオリン奏者が
アストリッドの大好きなバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータを
2人のためだけに演奏してくれます
初めて聴く生演奏に涙するアストリッド
 
奏者を送り出し
向き合う2人
「触れられるとパニックになりますが、
唯一、自分から触れるとパニックにはなりません」
目をつぶってくださいと頼むアストリッド
そして逡巡しながらも
ゆっくりとテツオの唇に
キス!!
あのアストリッドが、、!!
 
今まで見たキスシーンの中で
最も感動したキスシーンの一つ
 
あまりにも感動したので
巻き戻して
写真撮りました