2019・7・27・土

マーラー第2弾

交響曲第3番ニ短調

第1弾は千人の交響曲だったみたいです
 
8番ですね
 
1回CDで聴いたけど
 
オラトリオですね
 
良く分からなかった
 
 
期待が膨らみますね
 
ざっと100人のオーケストラと100人の合唱
 
児童合唱も「ディン・バン ディン・バン」と鐘の音で
 
 
敢えて写真を撮らせてもらいました
 
巨大なオーケストラですよね
 
さて、詳しく書くと
 
1stVnが16、以下2nd14・Vla12・Vc10・Cbが8
これだけで、60名
 
フルート系4 オーボエ系4
クラリネット系4 ファゴット系5
トランペット5 トロンボーン4チューバ1
ホルン9
パーカッション8
ハープ2
 
他に、舞台外に小太鼓1 ポストホルン1
 
計108
 
当日数えたら127名だったんですけどねえ
 
不思議
 
合唱が女声90名
児童合唱が11名の活水高校と久留米児童合唱団が41名
計142名
アルト独唱
 
さて、本番ですが
 
夏の真昼の夢
 
第1部
導入:パンが目覚める
聴きなじんだ8本のホルンのファンファーレ
思わず、涙が出てきました、本物だ!!って感じです
 
第1楽章:夏が行進してやってくる(バッカスの行進)
少々重めの葬送行進曲風
一転して
序奏のテーマを長調にした明るく颯爽とした行進曲
全体を通して
多様な要素が鮮やかに展開される
まあ、九響が上手なこと
金管が輝く音色でノーミス
木管のベルアップはマーラーならでは
そして、打楽器が大活躍
2つのティンパニはなるほど
2つないとできないね、あれは
 
ここだけで35分
 
まあ、長いっちゃ長いが
長さを感じさせない
 
2楽章は飛ばして
3楽章の後半
舞台外から聞こえる優しい音色
ポストホルン
これです
こんなに小さい
 
実物はピストン付でした
 
4楽章前に
合唱団とアルトソロが登場
 
4楽章
跳躍の少ない静かな音の運び
アルトの深遠な歌声が響く
清水華澄さん、とっても上手
上手なんて言い方、申し訳ないけど
 
大好きな5楽章
ディン・バン ディン・バンと児童合唱で始まる天使の歌
 
6楽章
CDでは聴き取れなかった深遠な弦楽合奏の響き
これには参った
息の長い旋律が幾重にも変奏され
徐々に高揚し
肯定的で感動的なフィナーレへ
ティンパニらしい4度音程が交互に強打され
それが一緒になって圧倒的なフィナーレ
最後は、打楽器なしの全合奏のロングトーン
余韻が長い
さすがアクロス
 
余韻が鳴り終わるまで拍手は控えてほしいなあ
 
当然、アンコールはないが
誰も席を立とうとはしない
 
指揮者による演奏者の称賛
 
トロンボーンにはたくさんのブラボーがかかった
女性でしたが
長いソロを完璧に演奏しました
 
ポストホルンがなかなか出てこない
 
最後の最後に
申し訳なさそうに出てきました
 
盛大な拍手が
 
会場のそとにはすでに団員が、、
 
久々、大満足の演奏会でした