日本人の仕事に対するエンゲージメントは、なぜ低いのか? | Withコロナ時代を生き抜く“仕事基礎力”をつける!~知的生産性を高め、AI時代に人と組織を育てる  フレーム&ワークモジュール®️

日本人の仕事に対するエンゲージメントは、なぜ低いのか?

「働き方改革」という言葉が社会に浸透し、
皆様の職場でも残業時間削減や有給休暇の取得など、
少しずつ、働き方が変化していることと存じます。

 

一方で、先日は、「上司が部下の残業を削減し早く帰宅させるため、
部下の仕事まで引き受けることになり、疲弊している」というというニュースが報道されていました。

単に、労働時間削減だけを中心とした働き方改革は、
組織全体に、このような「歪」を生じさせる可能性もあります。

 

さらに気になるのが、
日本の働き方は、「仕事に対する、熱意(エンゲージメント)が低い」という問題。
アメリカ最大の世論調査研究所によると、日本のエンゲージメントは、世界で136位。
熱意溢れる従業員は、6%しかいないという、衝撃的なデータもあります。

 

では、なぜ、日本のエンゲージメントが、低いのでしょうか?

 

その一つには、欧米型の雇用、ジョブディスクリプション
(各自の業務が明確になっており、その部署に必要なスキルを持つ者を採用する)に対して、

日本はメンバーシップ制であり、新入社員をはじめとして、
「採用した人材を、育成しながら、さまざまな部門に配属し、
その部門では、各自の仕事の領域が明確でなく、みんなで仕事をする」
というスタイルであることが原因だと言われています。


昔のように、風通しがよい環境で、「みんなで仕事をする」という、というスタイルの時はよかったのですが、
誰がどこまで仕事をするかわからず、上司が帰るまで帰れないといった状態も生じ、
同じチームで特定の人に負荷がかかりすぎるという問題も生じます。

 

こうした状態を、私が親しくさせていただいている、同志社大学大学院の太田肇教授は、
〝集団無責任=責任の所在があきらかでない〟と表現し、
これが、日本の働き方の根本的な問題であり、
その解決策は、仕事を【分化(ぶんか)】することである、と言われています。

 

この【分化】という考え方は、私どもの【モジュール化】とも近く、
太田教授には、弊社のカンファレンスや、講座にも、何度も講師としてご登壇いただいています。

 

そして、時間削減だけでギスギスすることなく、

コミュニケーションが円滑化して組織が活性化するための、
ベーシックでシンプルな方法が、
私が代表理事を務めている一般社団法人フレームワーク普及促進協会でお勧めしている、
「業務の見える化・モジュール化」です。

 

皆さまの会社では、以下のような業務はありませんか?

・誰にも聞けずに仕方なく手探りで行っている業務
・誰に聞けばわかるのか、それを知っている人がわからない業務
・この人しかできない仕事で、その人が休むと、誰も手がつけられない業務

こうした、いわゆる「業務の属人化」は、ストレスの原因にもなるものです。

また、
担当者が不明で、たまたまそれをサポートしたために、
いつのまにか「その人の仕事」になってしまっているという、
まさに「見える化・モジュール化(=分化)されていないために、生じる問題や、

同じ仕事でも、「Aさんからは、こう聞いたが、Bさんからは、違うように教えてくれた」という、
いわゆる〝属人化〟してしまっている業務はありませんか?


このような働き方そのものの悩みを解決するヒントとなるのが、
今回9月21日に開催を予定している
「こんなに楽しい!「知的」働き方改革&健康経営セミナー」です。
このセミナーでは、「楽しく」効率良く業務を改善できるシンプルなメソッドを
紹介いたします。

 

仕事に対する熱意を持ち続け、楽しく、前向きに業務に向き合えること。
また、心身ともに健康な状態で業務を続行できること。

このような働き方の実現のために、何が必要なのかを、
実例をまじえて、お話させていただきます。

あなたの理想的な働き方とはどのようなものでしょうか?
今の働き方をさらに良い状態へ改善したい方々、ご参加をお待ちしております。


9月21日(金)10時~12時 東京・東池袋

~研修では、なぜ人が育たないのか?第2弾~
こんなに楽しい!『知的』働き方改革&健康経営セミナー(無料)
すぐに役立つヒントが満載!
※アンケートに答えていただいた方には、人材育成に役立つ冊子をプレゼント!

 

お申し込みはこちらから!

https://basic0921.peatix.com/

 

 

〇このセミナーに参加された方のアンケートをご紹介します。

「 見える化を実施すれば、業務の無駄が減り、心に余裕ができるため、仕事の改善について考えることができると思いました」

「 社内でその仕事が得意な人の知恵を集めてマニュアル化することは、ぜひ自社でも取り入れようと思います 」

「ストレスが多い職場で、一方的な働き方改革が進展しない理由がよくわかった」

「当社でも心理的安全な組織を目指して人材育成を進めているため、楽しくというキーワードには、大変共感する」

「わかりやすい説明で、すぐに成果が出せそうだったので、理解しやすかったです」