オリジナル版は未プレイ、FFTのリメイク版をエンハンスモードでクリアしました。

以下、感想と採点です。

 

  SRPG好きにはおすすめ・間違いない傑作

ファイヤーエンブレム、最近だとユニコーンオーバーロード、このあたりの作品が好きな人には迷わずお勧めできる、素晴らしい作品でした。

 

世界観の作りこみが素晴らしい。

本作の「イヴァリース」が、FF12の舞台のそれと別の時代の同じ世界だとのことで、その歴史のつながりをたどると、なんとも壮大なスケールで緻密に作られていることがわかる。

自分で読み解くのは骨が折れるので、解説サイトをカンニングしたが、いや、本当によくできていますな。

 

単純な善と悪+ハッピーエンドの物語にはせずに、人間とは何か、幸福とは何か、といった深遠なテーマを織り込んでいて、本作のシナリオを高く評価する人がいるのも頷ける。

登場人物が多く、それぞれの関係性が複雑でわかりにくさはあるものの、重厚で奥深い内容だった。

まあ、必死で頑張った英雄たちがみんなあまり幸せな結末にならないところは好みが分かれるかもしれんが。

 

戦闘も、コンパクトなのに戦略性もしっかりあったし、たくさんあるジョブもそれぞれに活躍場所があって面白かった。

 

音楽と映像はさすが。

ムービーシーンのアニメーションは、色鉛筆で描いたような独特のタッチの絵が滑らかに動いていて、不思議な温かみと生命感があった。

 

 

  傑作ではあるものの

 

神ゲーか、と言われたら、そこまででもない。

どうしても攻略のために取得すべきアビリティがあり、そのためにレベル上げしようとすると、「仲間と同士討ちをして経験値を稼ぐ」という、何が面白いのかわからない作業にいそしまねばならず、レベリングが好物で、いつも必要なレベルの2割増しまで強くしてクリアしている私も、さすがに辟易するところがあった。

 

また、戦闘中に会話イベントが挟まることもあり、割と条件がシビアなミッションでやり直しをすると、早送りできるとはいえ同じイベントを繰り返しやり過ごさなければならないのはつらかった。

 

ほかにも、

・育成したユニットがロストするとレベル1からやり直さなければならない

・たくさんのジョブがあるものの、出撃するユニットがせいぜい5つで、強力な物理アタッカーの移動力を高めて早期決着、が最適解のステージが多くなりがち

・使い勝手の悪いジョブもそれなりに使わないと、より強いジョブが解放されない

・ネームドキャラがだいぶ後半に仲間になり、今まで育成してきた仲間のほうが強くなりがち

・どの町でどのアイテムが売っているかわからなくなりがち

・ゲーム中にBraveとFaithのあげ方の説明が一切ない(←ラスボス直前でyoutubeの動画で仕組みを理解した)

・チョコボの無限繁殖がうざい

 

などの欠点もある。

 

 

  採点

 

最近のスクエニは新作では全く稼げなくなってしまったように見えるが、一方でリメイクは素晴らしい。

SRPG好きなら、本作プレイはマストではないか。

では採点。

 

FFT(リメイク)の点数は…

88点!

ユニコーンオーバーロードより1点低い。

それは、私が英雄になってハッピーエンド、という単純なものが好きなだけです。