ここ2年ぐらいで遊んだ作品の中では特に面白かったです。
SRPGは、ファイヤーエンブレム風花雪月、FFT、ユニコーンオーバーロードあたりをプレイし、どれも傑作だったと評しておりますが、これら3作品と比較しても、本作は特に素晴らしかったと思います。
・ストーリーの内容と見せ方
重厚で緊張感がたっぷり。
どの国もそれぞれの事情の中で必死に生き、戦っている。
ストーリーパートやRPGパートが退屈で長い、と感じてしまうプレイヤーも少なからずいると思うが、本作のシナリオであれば、私は気にならなかった。
複雑な国際関係や多数の登場人物が織りなす群像劇にもちゃんとはぐれずについていける、それでいて説明しすぎなくどい感じはない、という絶妙なバランスだった。
また、風花雪月やユニコーンオーバーロードのように、キャラクター間のエピソードを回収するのに移動その他の作業が求められるのがストレスになるようなこともなく、すっきりと使いやすいUIとも相まって、作品の世界観やキャラクターに没入できた。
・分岐のシステム自体を「トライアングル(3)」というコンセプトの下でゲーム性の中心に据えたこと
本作がユニークで素晴らしい点はここにあると思う。
3つの国、3つの価値観、そしてシナリオ分岐の天秤(2択の場合もあるが最後は3択)。
こういうコンセプトがゲームの中にしっかりハマって成功している例というのはあまり多くない気がする。
・戦闘
ハードモードは相当難しいらしいが、ノーマルでも何度かゲームオーバーになった。
それぞれのキャラクターのユニットとしての個性もしっかり攻略上の意味を与えられていて、工夫のし甲斐があった。
・音楽
良質なBGMで心地よい。さすがスクエニ。
・HD2Dのグラフィック
特に水の表現は素晴らしい。
残念だった要素をあえて挙げると、
・本編の戦闘回数の少なさ
・敵の遠距離攻撃射程の理不尽さ
・育成要素の物足りなさ
・レベルキャップの存在(←推奨レベルに到達すると極端に経験値が入らなくなって育たなくなり、その結果「レベリングごり押しで無双プレイ」ができない。最近のゲームに多い。個人的には選ばせてほしい。)
といったところ。
2週目をノーマルのままプレイし続けるか、分岐回収と割り切ってイージーでサクサク進めるか、迷っている。
私はレベリング等がっつりやりすぎる(それが好き)プレイスタイルなので、普通の人より時間をかけて、60時間で1週目クリアでした。
早い人は40時間ぐらいらしいです。
しかし周回前提なので、多い人は150時間とか。
人を選ぶ作品ではあります。
さて、ひとまず採点。
トライアングルストラテジーの点数は…
92点!
神ゲー認定、あげよう!
2025年に遊んだ最後のゲームにふさわしく、ごく個人的GOTYです。
SRPGとしても、自分が遊んだ中では最高傑作でした!