オクトパストラベラー2が、今年1番と言っても過言ではないぐらい面白かったので、その勢いでイース8を終盤まで攻略。
探索は、まあまあ面白い。
育成も、まあまあ面白い。
ただ、技の種類が多い割にスキルレベルがなかなか上がらない。
レベルMAXにしたスキルがかなり強いので、もうそれだけ固定で良いのだが、各キャラに「順番待ち」みたいなスキルが負債のようにたまっていき、技もキャラもみんなまんべんなく使ってあげる(パーティーに入れるだけじゃなく自操作のキャラに設定する)必要が出てくる。
終盤になってからも新しい技を覚えたりするので、「レベルの低い強そうな技」を育てるべきかどうか悩む。
飲食店の新メニューにちょっと心惹かれても、結局いつもの定番を注文してしまう私としては、すでにレベルMAXにしたスキルだけでクリアしてしまおうかという気にもなっている。
スキルレベルはもっとサクサク上がっても良かったのでは?
テイルズシリーズでもよくあったが、回避が非常に難しい技を初見で連発されると結構イライラする。
アクションRPGのお約束ではあるのだが、なんか理不尽。
戦闘はシンプルで爽快感もあるが、かなり大味だ。
そして、グラフィック、音楽、シナリオ、演出、キャラクターデザイン(中身も含め)、UIどれをとっても途轍もなくダサい。
ダサさの根源はオリジナリティーのなさだと思うが、それにしてもここまですごい作品はちょっと思い浮かばない。
それでいて、終盤まで遊べてしまったこのゲームバランスは何なんだろう?
ホライゾンやウィッチャーは中盤までもたずに投げてしまったというのに。
ただ、今回の記事は備忘録なので、何がどうダサかったのかをちょっとだけ記録しておく。
<グラフィック> 4点/10点
別に実写さながらの映像は期待していないのだが、それにしてもこのクオリティでよく作ったな、という感じ。
これぐらいムービーを頻繁に挟む作品なら、もう少し頑張るべきじゃなかったか。
<音楽> 4点/10点
ハードロック大好きな私でも、ちょっと付き合いきれないフィールドBGM。
タイトル画面のメインテーマも、悪い曲ではないんだけど、なんかありきたりな雰囲気。
<シナリオ> 6点/10点
展開やセリフが予想通りというか…
主役アドルに限定ヒロインを掛け合わせる料理の仕方はなかなか良かったんだけど、それ以外のセリフや展開がテンプレすぎて残念。
<演出> 4点/10点
場面が切り替わるとワンパターンなカメラワークとセリフ。
終盤は我慢できなくなって、よほど重要な場面でない限り早送りで飛ばしてしまった。
ラクシャと出会うシーンやサハドの受け狙いのネタが30~40年前のノリで、大丈夫かと心配になるレベル。
<キャラクターデザイン> 4点/10点
まず、オリジナルの原画は悪くない。
だが、この原画を3DCGにモデリングする技術が制作会社側にないのだろう。
これは痛々しい。
メニュー画面のイラストとは似ても似つかぬ姿かたちになっている。
ダーナの衣装だけ、ほとんど裸同然で、こういうのは嫌いだ。
あとは、ダーナ以外のパーティーメンバーの性格やセリフ、あるいはモーションに全く魅力がない。
表現したいものが何もない、単にテンプレを組み合わせただけ、という感じ。
<UI> 7点/10点
マップが使いづらい。
アイテムも必要なものをすぐに見つけづらい。
人によってはこの8作目をシリーズ最高傑作と推している。
確かに、遊べちゃうんだよね…
でもこのダサさで最高傑作、ってのは、伝統の割にはやっぱり4番手5番手、あるいはそれ以下のJRPGだな、という気がしてしまう。(それでも10まで続いているのがすごいが。)
とにかく、すべてを置きに行っている、何のチャレンジもしない保守的な感じ(だからこそ高バランスでまとまっているともいえなくもないのだが)。
しかしながら、ひとまず初のイースを体験して私のゲーム史も更新されたことだし、本作クリアしたら9と10もやってみるつもり。
なんだかんだ言って遊べてしまう、不思議なゲームです。