3日目。
朝は楽だったが、のどの痛みは取れず。
むしろますます痛くなっている気もする。
おそらくのどの痛みから解放されないと、熱も下がらない。
37.4度まで下がった熱も、夕方時点で37.9度まで上昇。
ここから、自分の中の勝手なイメージ。
COVID軍はまず最初に重要拠点である「のど」を制圧。
ここに敵の作戦本部もある。
俺防衛軍との交戦が始まると、体温が上昇。
双方に大量の戦死者が出ている模様。
COVIDは「のど」から「気管」を攻め、「肺」を目指しているのではないかと思うが、のどぼとけあたりで俺防衛軍が必死に応戦しており、ここで一進一退の攻防が続いている。
四十数年にわたって存在し続けてきた私の肉体にも、様々な歴史がある。
あんなけが、こんな病気…
今回のこの戦いは、「のどぼとけの激闘(2023)」と名付けることにする。
※例えばほかに、「除毛クリームの悲劇」というのもある。何年かは忘れた。
とにかく、私は俺防衛軍の勝利を信じて痛みを耐え忍び、時々飯を食って、辛抱するだけだ。
結構人生に対して自暴自棄になりがちな私の肉体も、常に必死に私を活かし続けようとしていて、実に健気だなあ、と感じる体験になっている。