今日から仕事だ。
まあ、いいや。
正直、もうあと1・2年しかできない仕事だと感じている。いろんな理由で。
しかし今日は仕事の日であり、今日の私は失業者ではない。
というわけで、出勤。
さて、5月からクールビズになるということもあり、連休中にスラックスを買いにデパートに出かけた。
そんなに高価なものでなくてよいが(むしろ安いに越したことはないが)、毎日使うので、ウール100%のものと決めている。
ウールは蒸気に当てるとしわが伸びるので、日常の手入れがしやすい。
大体、グレーの無地のスラックスなら、1本1万5千円でまともなのが買える、というのが私の相場観だった。
ところが、いざ行って見たら…
・1万円台で買える価格帯のものが激減
・1万円台だとどれもコットン素材やポリエステル混
・ウール100%だと安くて2万、普通に3万ぐらいの価格帯で売られている
・オーダーでも相場観は似たようなもの
どうした。
コロナ禍で3年間出かけていなかったが、それにしても何が起こっているんだ。
まず、仕事着のカジュアル化が進んでいるのは間違いないだろうが、ポリ混素材で一見しても明らかに化学繊維の安物感が伝わってくるのに、1万円台後半って、それはない。コットンも、数回はいたらしわだらけになって、自分でアイロンかけるの面倒臭いよ。
みんな、グレーのウールのスラックスなんて標準装備というか、必需品じゃないのか。
ここで残念な仮説。
ズボンが1本2万~3万、というのは、これまでインコテックスなどのハイブランドが作っていた価格帯だ。
要するに高級品。
まともなクオリティの商品が高級品しかなくなったということは、そこに金を払える客以外は相手にしなくなったということではないか。
実際、私の職場でも客層の格差については誰もがひしひしと実感していて、生き残るためには下を切り捨てて上を追いかけるしかないのでは、という話が社員同士の間でよく出る。
たぶん、アパレルもそうなのだろう。
ユニクロの3~4千円のズボンだって一応最低限の機能は果たしているわけで、価格差が5~10倍、ということになれば、じり貧の中流階級は皆そっちに流れるだろう。
結果として、高級品かファストファッションかの2択しか、市場から提案されなくなる。
そもそも、仮に銀行員がTシャツ&Gパンで仕事してたって、私は気にならない。
多様性だのSDGsだのどうこう言うなら、そっちの方がいろんな意味でコストがかからない。
ポリ混スラックスがOKなら、コットンスラックスもOKでいいし、折り目がついていればデニムもOK、いや、いっそのこと折り目なんかなくてもOK、なんてことに、やがてなっていくのかな。
とにかく、求めていた商品がなかったので、今回は買うのをあきらめた。
今後どうしていこうか、ちょっと悩み中。