ミッション5割、レベル50程度でクリアした。

 

正直、微妙なゲームだった。

 

スピンオフ作品としてはよくできていたし、クラウドやエアリス、そしてセフィロスといった本編における主役たちの過去が描かれているので、全体のシナリオの中ではかなり重要な位置づけの作品ではあるだろう。

しかしながら、それほど高評価に値する内容とも思えない。

以下理由。

 

①ザックスの性格について

ザックスはド田舎ゴンガガ村の出身。

そして、FF7の世界には、なぜかはよく分からんが学校らしきものが出てこない。

教育も受けていない田舎者の青年が、どうやってソルジャーになったんだ?

ドラゴンボールの悟空やワンピースのルフィのような王道少年漫画の主人公キャラで、出会った人はみな友達、老若男女みんなに好かれる「超いい奴」なのだが、その割に平気で人を殺している。

FF7全体を通じてこのシナリオに納得できない理由の一つは、アバランチも、ザックス&クラウドも、誰もが単なる会社員(傭兵)に過ぎない神羅兵やソルジャーたちを平気で殺すことだ。

彼らが美男美女だからと言って、あるいは悲しい過去や運命を背負っているからと言って、そのことが正当化されるわけではない。

神羅兵にだって家族がいるんだぞ。

 

②ジェネシスあるいはラブレスについて

ジェネシスの性格だとか、声優がガクトだとか、いちいちポエムを暗唱してそれと同一化しようとするのがキモイ&ウザいとか、そういうナルシスト要素が悪いわけではない。

ラブレスのフレーズとして出てくる詩が、意味不明なうえに文章として出来が悪いのだ。

 

FFは他の作品においても、たとえばダンジョンのギミックを解くヒントとして石碑に刻まれた「古文調」の文章が出てきたりするが、それはあくまで「調」であって、文章としては非常に出来が悪い。

ラブレスはそういう部分での出来の悪さをそのまま受け継いでいる。

そのダメな文章でしか会話できないから、ジェネシスはダサくてキモくてウザいのだ。

劣化すると服まで変色してひびが入るのは、もはやギャグ。

 

③シスネ

シスネ。

本人が自分のことを洗練されたいい女だと思っているっぽい。

周りに男しかいない環境でも平気で水着になり、同僚の男性に「オイル塗ろうか」と自ら提案したりする。

ザックスのことは、友達だと思っているんだろうか?

ザックスはシスネのことをそう思っているようだが、そんなに深い間柄でもないだろうに。

タークスの面々はマトリックスのエージェントスミスを彷彿とさせるような無個性黒スーツなのに、妙に義理堅かったり個々に美学を持っていたりして、その違和感が魅力だったりするのかもしれないが、「そんな奴いねえよ」という気もしてしまう。

 

④ルーレットについて

相変わらず、スクエニは難しいことばかりやるなあ。

正直、ルーレットは戦闘のテンポが悪くなるうえに、戦闘にも育成にも運要素が加味されてしまい、ゲームの攻略を味気ないものにしてしまっていると思う。

最初から最後までザックス一人なので、ザックスと他のキャラ(特にエアリス)との関係を濃密に描くためにはこうした工夫が必要だったのかもしれないが、正直、面白くなかった。

 

⑤マテリアや装備について

本編のボリュームに対して、種類が多すぎる。

マテリアの育成に運が絡む上に、合成という面倒な要素まであり、このシステムをどう楽しめばよかったのか、いまだに分からない。

マスターレベルまで育てた強いマテリアがあっても、使っていないマテリアを育てるためだけにいつも弱い装備に設定していることが多く、レベリングの作業が大好きな私はキャラや装備を育てて強くする感覚を楽しめなかった。

また、お金も開始からずっとたまり続けるだけで、ほとんど必要ない。

結局回復アイテムを99個買って、マスターレベルのダークファイガとかハイジャンプあたりでゴリ押し・枯渇したらアイテムがぶ飲み、でクリアできてしまう。

最後のジェネシス戦はそれで被ダメ0だった。

 

⑥ミッションが単調でつまらない上に多すぎる

これは、書いてある通り。

本編10時間程度で終わりなのに、その倍ぐらいミッションに費やした。

いくらなんでもバランスが…

 

というわけで、FF7の前日譚、クラシスコアの感想でした。

やるゲームなくなった!

次はどうしようかな…