※ネタバレ若干アリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリアした。

40時間弱。クリアまでの平均プレイ時間よりちょっと遅いぐらいだと思う。

良作には違いない、王道のJRPGだったと思う。

 

ただし、制作側の力不足は感じてしまう。

足りないのはロマンか、熱意か、技術か、人材か、資本か。

基本的なコンセプトは悪くないのに、それをゲームとして遊ばせるうえで気になる点が多すぎた。

やりこみ要素も、二人目の主人公での周回プレイも、やる気にならん。

プレイしてよかったと思えているし、フルプライスでの購入に満足もできている。

だからこそ、余計にもったいない。

もっと洗練させれば、「神ゲー」になりえたと思う。

 

ここまで何度も指摘しているが、最後にまとめて整理。

本当にね、勿体ないというか、なんでここに気づけないんだというか。

一言いいたくなってしまう。

 

①周回プレイ前提なのに、クリア後のプレイデータの引継ぎが一切ない

 

②ダブルヒーローシステムなのに、主人公を変えてもそれほど大きく話の筋が変わらない

 

③パーティーメンバーが多いのに、戦闘中のメンバーチェンジができない & 装備品やスキルの管理が異様に面倒

 

④せっかく戦闘のテンポが良いのに、味方AIが無能すぎてそれをケアするのにテンポが悪くなる

※回復・蘇生専門、という立ち位置のキャラにスキルまで設定したのに、戦闘不能になった味方を放置しているのはなぜ?

 

⑤キャラクターは魅力的なのに、ボイスやモーションのバリエーションが極端に少ない

 

⑥固有エンディングがたくさんあるのに、その条件となるイベントがいつどこで発生するのか分からず、初見では回収しきれない(しかも全部見るには同じ作業を16回もこなす必要がある。これが“サービス”だった時代はとっくに終わっている。)

 

⑦「移動がスピーディー」というのが売りの一つなのに、それによってカクついたり、街にいるmobを透明人間(近寄るまで画面上に現れない)にせざるを得なくなっており、何かとトレードオフにした印象。

 

「○○なのに…」と感じるのはこれぐらい。

他にも、

 

・話しかけたい人物にぶつかると(割とすぐぶつかる)相手がよろめいて、その間話しかけられなくなる。

 

・サブクエの場所や内容が分かりづら過ぎる

 

・話しかけられるmobはほとんどボードゲーム要員(しかもこのボードゲームがつまらない)

 

といった具合だ。

 

あとは敵。

まず見た目。

青白い肌の色に角が生えているという、分かりやすすぎる悪役の出で立ち。

こんなダサいデザインに対して、社内で反対意見は出なかったのか。

対象年齢をどこに設定しているんだ。

しかもこいつらが実は同族想いのピュアな連中で、そのうち一人は最後まで準味方というのも、何がしたかったのか分からん。

「スコピアムを自分たちの星から追い出すためにスコピアムとの融合を受け入れる」という意味不明な解はギャグでしかない。

 

雑魚は色違いの奴がいても納得するが、ボスまで同じ敵と何度も戦う「だけ」というのは、あまりにお粗末。

デザインの上でも動機の上でも全く魅力のない相手「だけ」が何度も登場して、ゴリ押しボタン連打で楽勝。

ラスボスまでこの有様だからね。

 

というわけで、中盤の時点で下した75点という採点が変わることはなかった。

次は何しようかな…