う~ん。

残念。

こんな残念なゲームは初めてかもしれん。

現在37時間プレイして、クリア目前(私の場合、瞬間移動はあまり使わず、会話もあまりスキップせず、道中遭遇した敵とはもれなく闘う、というプレイスタイルなので平均的なプレイ時間より遅くなりがち)だ。

 

このゲーム、悪い点が目立ちすぎて&多すぎて、かなりいい点もあるのに台無しになっている。

 

 

●プレイアブルキャラはかなり魅力的だったのに…

RPGが面白いかどうかを決める要素の一つは、キャラクターが魅力的かどうかだ。

本作は比較的王道ながら、それぞれ立場も個性も異なるキャラばかりで、プレイアブルキャラに対する感情移入度は相当高い。

声フェチの私は声優さんの演技にもかなり影響を受けるのだが、これもかなり良かった。

女性キャラがあまりにもセクシーすぎるのがちょっとイカンのだが、まあ美男美女と世界を救う、というのは単純にゲームでしか実現しない遊びだ。

 

ところが、これを台無しにする要素が散見される。

・ボイスのバリエーションが少なすぎて、移動中同じ言葉を連呼するのが間抜け

・モーションが少なすぎ、ムービー中セリフのないときはマネキンのような棒立ち

・塩化ビニール製のリカちゃん人形みたいな顔

・キャラとの絆を深めるイベントがいつどこで発生するのか分からず見落としがち

(EDに影響するので全部回収したいのだが、1週目でそれは無理っぽい&2周目やる気しない)

・レベルアップする度スキルツリーの開放、能力ポイントの割り振り、コンボの設定等行わなければならず、面倒。

・仲間が多いが、結局固定メンバーになりがち。

・絆イベントのためにロードが挟まる場所を何往復もさせられるのでストレスがたまる。

・チャプターが進むたびにショップで新しい装備が解放されるが、買ったその場では装備できない。最大8人いるので面倒。

・多くの人が指摘しているが、一度パーティーから強制離脱するとアクセサリが外されるという謎仕様。これはひどかった。

・装備はせっかく大枚はたいて買っても一度も使わないまま次のチャプターでより強い装備が解放されてしまうことが頻発。

・敵が見た目も中身もダサすぎる ※角とリーゼントはギャグでしかないだろ。

・同じ敵キャラが何度も登場し、何度も倒して何度も同じ方法で逃げられる(わっはっは、さらばだー →ジャンプ&瞬間移動)の繰り返し。イマドキこんなダサいコテコテの演出って…

 

●街は広いのに…

・ただでさえ少ないmobが近づくまで透明になっている。どの街も人気がないのでゴーストタウンに見える。

・話しかけられるmobがほぼボードゲーム要員

・どことなく描きこみが足りなかったり、手抜きと思えるほど画一的な建物(特に屋根)だったりする

・頻繁に処理落ちしてカクつく

 

●有名ミュージシャンを起用しているのに…

・音楽も、全般的にどことなくダサイ。

 

●宇宙×ファンタジーは魅力的なのに…

・シリーズ固有のコンセプトをうまく落とし込んでいると感じたし、バランスよくキャラクターごとの見せ場が作ってあって、この基本線自体は評価できる。

しかし、宇宙に出てからはゲーム内専門用語満載で、途中からどうでも良くなってくるのは否めない。

 

●戦闘はテンポ良くて楽しいのに…

ストーリーともリンクした、高速移動できる装置を利用して、スピーディーなアクションが楽しめる。この点は良かった。

シンボルエンカウントのシームレス戦闘、レベルもサクサク上がるし、戦闘周りの全体的なテンポは◎。

MPという概念がないのも、個人的には気に入った。回復し放題でいいのよ。

それなのに…

 

・前述の通り、敵に魅力がない。

・戦闘のテンポの良さを、他の部分のテンポの悪さが相殺していて、全体としては「可もなく不可もなく」になってしまう。

・自操作でないキャラが無能すぎ。特に回復専門でスキルも設定したのに、戦闘不能になった仲間をいつまでも放置しているとか、意味不明。

・戦闘中メンバーチェンジできない。

・モンスターのバリエーションが少ない。エネミーリストによれば相当数いるはずなのだが、どんな敵と戦ったかほとんど覚えていない。

・戦争や陰謀は人間の仕業だとして、そもそもなんでモンスターと戦っているのかよく分からない。

 

 

などなど、まだまだ枚挙に暇がないのだが、長くなったので今回はこの辺にしておこう。

あと、これは他の人のレビューを見て知ったのだが、周回とやりこみ前提なのに、データ引き継げないらしい。

これは…、2周目やりたくないなあ…。