ネタバレアリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ED3つ確認して、残る主要ED2種はyoutubeでカンニング。

正直、もういい。

 

RPGのお約束みたいなラストダンジョンやラスボスが存在するわけでもなく、演出過多で集中できない中ボスファイトの後、予想通りA2と9Sの一騎打ちとなり、どちらを選んでも最悪の鬱エンド、からの、救済。

 

ちょっと、プレイヤーをもてあそび過ぎというか、「こんなすごいもので遊ばせてやったぜ」的な悪ノリを感じて、若干興ざめした。(※最後の鬼畜シューティングはひどすぎ。)

 

本作、確かにすごいが、最後の最後までやらされ感が付きまとうのは何なんだろう。

感情移入出来たキャラたちにもれなく絶望的な死がもたらされるのも、あんまりだ。

 

複雑で分かりにくい、最後に情報詰め込みまくるストーリーも、面白いけど、付き合いきれなくなる。

系統は全く異なるが、最終盤でゲーム内専門用語マシマシのうえ、前提をすべて覆す展開、というのは、テイルズオブアライズで見覚えが。SFとこの展開は親和性が高そう。FF10のように最後に消えるべき運命にある自分を知る、という展開でもあるから、主人公がいなくなって終わる、というのがRPGとして目新しいわけではない。

 

考察しがいはあったし、数えきれないほど用意周到かつお洒落な伏線が張り巡らされていて、周回プレイで得られる断片的な情報をジグソーパズルのように組み合わせて(そこには前作の内容も含まれる)はじめて全体像が理解できるようになっている。

これを自然に楽しみながら遊べるようにゲーム内に落とし込んだ、という表現手法は、エンターテインメントであると同時に芸術と呼んでも良いレベルだと思う。

 

ただし、総合的に「楽しかった」という感覚が物足りない。

あくまで個人的な意見ですが、やっぱり私にとってRPGはFF&ドラクエが一番だという結論です。

 

★池袋に「やすべえ」というつけ麺の店があり、私はその店こそがこの世で一番うまいラーメン屋だと思っているのですが、他の店のラーメンをいろいろ食べて堪能した後、数週間ぶりに「やすべえ」に帰ってくると、「ああ、やっぱり俺はこれが一番好きだわ」と納得するのです。それと同じものを感じます。

そういう主観的な好みをもとに判断すると、今回の「ニーア・オートマタ」の採点は…

 

89点!

惜しくも「神ゲー」までは届かず。

それでもクリアまで楽しめたし、ストーリーもここまで複雑なのに破綻があまりみあたらず、ゲームとしてのバランスも高次元で維持されている、ということで、他に類似の作品は(少なくとも私がやったことあるゲームの中には)ない。

その意味で「比類なき完成度」であるのは間違いない

あくまでも個人的な好みとして、一番メインの主人公である2Bが死んでしまったまま帰ってこなかったり、主要な登場人物が全員絶望的な最期を遂げたりするという鬱展開だったり、そういうのが好きでない。

あとは「ボタンを押す快感とともに、ゲーム内で何かを成し遂げてカタストロフィを得る」という「ゲームの面白さの原点」みたいなものがストーリーの複雑さ(+ストレス要素)ゆえに物足りなかったりした、ということで、最後は「そろそろ終わりにしたい」という気持ちが強くなってしまった。

 

それでも、遊んでよかった名作。

次は何をしようかな…