ようやく全体のゲームバランス(楽しみ方)が理解できてきて、プレイが安定してきた。

 

ストーリーを進めながら片手間でちょっとずつ畑を耕す感覚で、悪くない。

 

若干引っかかる点を箇条書きで。

●移動が面倒

●敵が硬すぎる・戦闘に時間がかかる

●武器改造のための素材が足りない

●良い装備が手に入っても武器スキルをマスターするまで交換できない

(スキルポイントをためるのに時間がかかりすぎる)

 

シナリオやキャラについては、今のところいい感じ。

直前に遊んだFF12と同様、利害の一致によりつるんでいるだけの、あまり仲の良くないパーティーというのも、これはこれで一つのリアリズムだと思う。

また、主人公ベルベットの復讐、という物語の軸はぶれることがない一方で、各自のエピソードも互いに影響し合いながら同時進行で深まっていくのは小気味よい。

これだけ多様なキャラが登場し、「業魔」「精霊」といった荒唐無稽な概念に依存しているにもかかわらず、自然に話がまとまっている点はよくできていると思う。

それはスキットによって丁寧な説明と掘り下げがされているからかもしれないし、息苦しくなるようなベルベットの境遇をうまく中和しているからかもしれない。

何はともあれ、互いにほとんど会話しない上に主役の影が薄すぎるFF12のシナリオよりも丁寧に作られているように思った。

「媚びる」というのと「寄り添う」というのは本当に紙一重で、ゲームにおいてはそのさじ加減一つで名作が一気に駄作になりうる怖さがある。

はっきりしているのは、ゲームには映画やアニメとは異なる細やかな気配り・サービス精神が必要だということだろう。

 

キャラも概ね好きになれた。

マギルゥだけ嫌な奴だと思うが、目的が分からないので何とも言えない。

 

エレノアの弱さと強さは、一番人間味があって好き。最後に加入した割にちゃんと存在感を放っていて良い。

(業魔・精霊・死神・魔女…どいつもこいつも人間じゃないから強い、というだけなのだ。ロクロウやアイゼンの強さはそういう意味では反則という感じで、いかにもアニメチック。)

RPGにおける「誰か(何か)に忠義を尽くす生真面目なキャラ」というのもある意味お約束か。

「べきである・ねばならない」の「イラショナルビリーフ」にがんじがらめになっていて、自由の対極にある生き方として描かれがち。こういう人もいないと、世の中回らないんだけどね。

【例】

・FF6 カイエン

・FF9 スタイナー

・FF10 キマリ

・FF12 バッシュ

・TOV フレン

・TOA キサラ

 

「仲間」とか「自由」といったキーワードはどの作品でもほぼ例外なく出てくる。

ロールプレイするには、万人に共通のテーマがある程度必要なんだろう。