自分が好きな服。
その服を着ているときの自分が、一番自信にあふれて、一番美しいと思える、そういう服装って、あると思う。
熊や虎の皮を剝いで体に巻き付けていた(?本当?)原始時代から始まって、人間は「服を着る」ということに、自己表現や社会的(性的・政治的)な意味付けをするようになった。
私は、老若男女問わず、自分に似合う服装や髪形をしている人が好きだ。
そういう人を見ると、この人は、この服を着ているときの自分を愛している(自愛 ※自己愛と区別せよ)のだろうな、とか、この人にどんな歴史や経験があったのだろう、とか、今日この服を選ぶとき、この人の中に少しでもときめく気持ちがあったのだろうか、とか、そういうことを想像すると、ちょっと嬉しくなる。
認められたい人や好きな人に会うための服を選んでいるときの気持ち。
自分の中の最も美しい部分をみんなに見てもらいたいと思っているときの気持ち。
誰かの幸せな気持ちを想像して、自分までハッピーになれる、そういうことはあるものだ。
そしてまた、私自身も。
私は、スーツを着ているときの自分が一番好きなのです。
スーツの着こなしについては、結構投資と失敗を繰り返して勉強しました。
男性の仕事着として、究極の衣装だとすら思います。
スーツはコストもかかるし、機能性はイマイチだし、高温多湿の日本になじまないし、問題点も多いから嫌う人が多いのですが、それでも、私は、毎日スーツが着られることをうれしく思っています。