FF12は結構根強い支持者がいるようで、「最高傑作」と評価する声も確実にあるようだ。

 

また、そうした支持者のコメントの中に「12が初めてプレイしたFFだった(!)」というものもちらほら見かけた。

※(!)は私の心の中の感嘆符。オッサンになるわけだ…

 

私の中では「最高傑作」というところまで上り詰めていないのだが、それでも、そのような評価をする人がいるのは理解できる。

 

超斬新な戦闘システム、マップの広さ・多彩さ・美しさ、洗練されたUI(これは少なくとも10までのものとは比較にならない)、ムービーの完成度、音楽、豪華声優陣、骨のあるストーリー、圧倒的ボリュームのやりこみ要素etc…

 

ゲームとしての完成度やそれぞれの要素で構成された全体のバランスは、超一級品だ。

そこは同意できる。

(このバランスを楽しみたくなって、実は今サブクエに没頭していて終盤のストーリーが進んでいない。数名のパーティーメンバーのライセンスボードをコンプしてしまった。)

 

初めてやったFFが12だと、ピクセルの5や6の方が、7~10より上だと思うかもしれない。

グラフィックや遊びやすさの点で、7~10はちょっと割り切りが必要。

 

少なくとも、FF12はそれ以降RPGに(orFFに)求められるものの水位を、従来とは全く別の次元まで押し上げた作品であると言えるだろう。

この後、13・(14)・15と続くナンバリング作品が必ずしも成功しているとは言えない状況は、見方を変えれば、FFがどうのこうのというよりも、ゲーム体験に人々が期待していることの水位が途轍もない次元まで上昇していることを表している。

 

ゲームの評価というものは、常に「期待を超え続ける」ことによって支えられているのだろう。

その期待の水位が青天井なのだから、作り手には本当に頭が下がる。

そこには各分野の天才たちが集まっているわけで、私のような一消費者が偉そうにいいだの悪いだの語るのもおこがましいには違いないのだが、やはり語りたくなる、語らせるだけのものが、これらの作品には詰まっている。

 

老舗のRPGメーカーが何年もかけて何十億も投資して作り上げたエンタメ体験を、数千円のコストで誰でも「消費」することができるというのも、とんでもない世の中になったな、という気がする。

そして、そういう世の中でぶつくさ言いながらもゲームで遊んでいられることを、とりあえずハッピーだとも。

 

そろそろクリアしたい気持ちもあるのだが、今週は休みを1回つぶされているので、どうだろう?

このあとやりたいゲームがあるわけではないので、焦る必要はないのだが、もう少し時間がかかりそう。