今20歳の若者は、生まれたときからインターネットと携帯電話があった。
彼らのゲームの歴史はプレステ2から始まっている。
だから、FFだのドラクエだの言っても、必ずしも話が通じるとは限らないのだ。
それに、昔はファミコン(スーファミ)のユーザーと言えば「ジャンプを読んでいる男の子」が想定されていたと思うが、今では老若男女問わずに多くの人がゲームで遊んでいる。
私はFFというゲームをその初期から散々遊んできて、とても楽しかったので、もし今興味があってやってみたい、でもどの作品から手を付けていいか分からない、という人がいたら、全く個人的な意見ではあるが、以下のように勧めてみたい。
FF6 ゲームとしてのバランスと完成度
●グラフィック ★★★★★
ドット絵で表現されたゲームとしては最高峰のグラフィック。これを超えるものはない(と思う)。
●シナリオ ★★★☆☆
良くも悪くも、シリーズで最もわかりやすいシナリオ。メインストーリーよりも、むしろ総勢14名いるパーティーキャラのそれぞれのエピソードが丁寧に掘り下げられていて、そちらが見どころ。
●キャラ ★★★★☆
●音楽 ★★★★☆
●難易度 A
難易度はかなり低め。普通にやってクリアできないということはないはず。
●ゲーム性 ★★★★☆
●バランス ★★★★★
ファミコン・スーファミ時代の6作品を通して、一つの到達点と言ってよい。
これ以降の作品は3DCGになり、エンタメとしてもワンランク世界が変わるから、原点を知るためにプレイしたいのなら、まず6から入るのはお勧めです。
FF5 ゲーム性を優先した遊びやすい良作
●グラフィック ★★★★☆
レトロな雰囲気の中にも、ドット絵の景色の美しさ、モンスターや戦闘エフェクトの迫力など、見どころあり。
●シナリオ ★★★☆☆
シンプルながら複数の世界をまたにかけて展開するストーリーは変化に富んでいて、なかなか楽しめる。
序盤の幼稚すぎる展開は我慢して。
●キャラ ★★★☆☆
キャラの個性がやや弱いものの、それは「ジョブチェンジシステム」によりプレイヤーの自由度を優先した結果。ゲームバランスの妙。
●音楽 ★★★☆☆
シリーズでは比較的地味ながら、各場面を盛り上げる心地よい楽曲が多い。「ビッグブリッジの死闘」が有名。
●難易度 A+
自由度が高い分、情報ないと時々行き詰まるかも。しかしクリアできないということはないだろう。
●ゲーム性 ★★★★★
ゲーム性を最優先した作り。
レベルを上げ、スキルを習得し、それを自由に組み合わせてダンジョンを攻略し、強い武器や召喚魔法を手に入れる。
裏ボスなども複数いて、やりこみも豊富。
純粋に、今やっても十分面白い。
●バランス ★★★★★
芸術的と言ってもいい、素晴らしいバランス。
最初から最後まで楽しめる。
FF4 レトロゲーを味わいたいなら
●グラフィック ★★☆☆☆
●シナリオ ★★☆☆☆
何も考えずにプレイすると、クサくてサムい、「見ていられない」ようなレベルのセリフや演出が多い。
それは、こうしたテンプレ的なシチュエーションもRPGで体験できるようになった、ということがまず画期的だった、という時代背景を考慮して遊んでみて欲しい。
●キャラ ★★★☆☆
道中一時的に仲間になるサブキャラも含め、度々加入と離脱を繰り返すので、育成というゲーム性の追求も、感情移入というストーリー性の追求もどちらも中途半端になりがち。
●音楽 ★★★★☆
「オープニングテーマ」がシリーズの代名詞となったのは本作での演出が大きい。そこを楽しんで。
「月の明かり~愛のテーマ」は音楽の教科書にも採用された、美しい楽曲。
●難易度 B
状態異常の攻撃をしてくる敵が多く、対策の仕方を知らないと結構ストレスになる。
●ゲーム性 ★★★☆☆
シリーズで初めて、コマンドバトルに「時間」という要素が持ち込まれた「ATBバトル」を味わおう。
一方、今遊ぶにはちょっときつい一本道のストーリーが優先されており、ゲーム性がいささか犠牲になっている。
●バランス ★★★☆☆
初めてSFCで遊んだ時、「こんなにすごいのか!まさに『スーパー』だな!!」と感動したのだが、今やそれが「レトロ」と呼ばれる時代だ。
俺も歳だな…
そんなゲームです。
※ファミコン時代の作品
入手のしやすさ、遊びやすさ、バランス調整など含め、よほど興味がない限りは、リメイクorリマスター作品で遊ぶのが現実的。
FF3
FF5に続く「ジョブチェンジシステム」の系譜がここから始まる。
それぞれのジョブが持つ固有のアビリティを使って攻略するシステムで、ゲーム性はなかなか。
シリーズでおなじみの「召喚魔法」も、この作品から採用された。
今遊んでも十分面白い。
そして、楽曲は、名曲の宝庫。
リメイクでのオーケストラアレンジを聞いてからファミコン音源も聞いてみると、違った味わい方ができる。
個人的に、音楽はシリーズで最高だと思っています。
キャラは自分で命名する無個性4人組なので、そういう楽しみ方はできない。
ラストダンジョンの鬼畜ぶりはシリーズ屈指の難易度。
しかしリメイク作品では要所要所でセーブができるようになっているから、クリアすることはできるだろう。
FF2
シリーズ一番の問題作。
正直、バランスはおかしいので、歴史を知る目的がある探求者か、逆にこの壊れたバランスを楽しもうという猛者以外はストレスがたまると思う。攻略情報なしにやるのは結構つらい。
ストーリーにはいろいろ見どころがあり、チョコボや究極魔法アルテマ、竜騎士、リヴァイアサンも初出。
音楽は「反乱軍のテーマ」という曲が聞きどころ。
FF1
難易度は2ほどひどくない。ラスボスだけ異様に強く、過剰とも思えるレベリングで対応するしかない。
言わずと知れたFFのアンセム、「オープニングテーマ」が初出。結構感動する。
ストーリーは最初と最後だけ丁寧に作ってあるが、中盤は何かとぶっきらぼうで、次の目的地が分からなくなることも。