曲に続いて、ラスボスの考察。

まずは目的(動機)別の類型。

 

「世界を無にする」型

FF3 くらやみのくも

FF4 ゼロムス

FF5 ネオエクスデス 

FF8 アルティミシア

FF9 永遠の闇

 

「すべての記憶 すべての存在 すべての次元を消し そして私も消えよう… 永遠に!!」

とは、ネオエクスデス御大の名言。

魔女のアルティミシア様も、

「すべての時間を圧縮し すべての存在を否定しましょう…」

とのこと。

なぜか彼らは無にあこがれている。

それほど生きているのが嫌だったのか。

ディシディアでシャントットがアルティミシアに向かって「さぞかしお辛い人生なのでしょうね」と吹っ掛けていたが、意外と的を得ている。

FFシリーズ伝統の、最後に突然登場するよく分からないラスボス(緑のおばさん、ミジンコ、ペプシマンら)も全部このパターン。

 

「自分好みの世界に」or「世界征服」型

FF2 皇帝

FF7 セフィロス

FF8 アルティミシア

「ウボアー」で有名な彼は単純すぎてどうでもいいが、セフィロスはちょっと屈折している。

アルティも迫害されていたのでこれくらいの仕返しはありか。

しかしメテオを使おうが時間圧縮を使おうが、残った世界には自分しかいなくなるので相当虚しい。

 

無限ループ型

FF1 カオス

FF8 アルティミシア

FF10 エボン=ジュ/ブラスカの究極召喚(ジェクト)

循環する仕組みを理解するのにちょっと頭を使う、深いと言えば深いが面倒くさいと言えば面倒くさい、無限ループ型のラスボス。

無か、永遠か。0と無限は似たようなものなのかも。

 

サイコパス or ストーカー

FF6 ケフカ

FF7 宝条

FF10 シーモア

人格破綻者たち。サイコパスがラスボスというのはケフカが初めてじゃなかろうか。

だいぶ年下のユウナに強引にキスした変態シーモアも、キモくてしつこい(しかも結構強い)敵として、いい味出していた。

やっぱり悪役は徹底して嫌な奴でいて欲しい。

 

やけくそ型

FF6 ケフカ

FF7 セフィロス

FF9 クジャ

もともと人間(クジャは人造人間だけど)だった存在が、非人道的な実験によって神にも近いような力を手に入れてしまった結果、やけくそになってすべてを亡ぼそうとするパターン。ちょっとかわいそうな気もする。

 

★いくつかの類型にまたがっているキャラも複数みられる。

まあ、バリエーションだろう。

 

<見た目>

次に、見た目でカテゴライズするとこんな感じか。

 

普通型

強そうではあるがまあ普通の「大魔王」みたいな感じ。

皇帝に至っては全身が画面に収まりきっていなかったりする。

ジェクトは…、ちょっとギャグ。

FF1 カオス

FF2 皇帝

FF7 セフィロス

FF10 ブラスカの究極召喚(ジェクト)

 

ぐちゃぐちゃ

天野画伯がトランス状態に入るとこんなのが出来上がるのか。

FF5 ネオエクスデス

FF6 神々の象

 

何?これ?

なんでそうなった?という感じの、何とも言えない変な姿かたちをしたラスボス。

FF4 ゼロムス

FF5 エクスデス(大木モード)

FF9 永遠の闇

FF10 エボン=ジュ

 

ほぼ裸の妖艶な女性

RPGの女性キャラは、仲間キャラであっても露出度が高い。

なぜかはよくわからん。

防具をつけていても、やたらお腹や背中、胸の谷間や脚を見せびらかせたがる。

2のマリア、4のローザ&リディア、6のセリス、10のルール-あたりは、わざとそういう格好をしているとしか思えない。

で、ラスボス(+α)になるともはや露出狂としか言いようがなくなる。

ファンタジーとエロティシズムの親和性って、なんなんだろう?

FF3暗闇の雲

FF8アルティミシア

FF10ユウナレスカ

 

ほぼ裸の変態

女性ならまだ需要はあるかもしれんが、なぜ男まで服を脱ぎたがるのか。

ルネサンスのダビデ像、教科書の写真に落書きした人は多いだろう。

ダビデ像の股間は世界中で落書きされているものと思われる。

FF6 ケフカ

FF9 クジャ

 

一番まともなのはセフィロスかなあ。

音楽では暗闇の雲、ゼロムス、セフィロス、ジェクトが秀逸。

打倒すべき敵がはっきりしている方が、ゲームとしては面白いと思う。

だから憎たらしい奴、キモい奴、そういうのはむしろ潔くて気分がいい。