「リノアル説」、なるほど。
確かに、ちりばめられた描写からすればつじつまが合っているように思える。
しかもゲームとしてハッピーエンドと思いたい人にとっては気にせず素通りしてしまうぐらいさりげなく。
あくまで大衆受けの路線は外していない。
リノアル説の真偽は確かめようもないが、真実だとすれば、これはとんでもないゲームシナリオであり、映画としてもものすごい完成度だ。
やっぱり、FFはFFだった。
ゲームの可能性に挑み続けたパイオニアだ。
その複雑で狂気をもはらんだ「ファンタジー」を、大人も子供も楽しめるような「ゲーム」に落とし込む、そのバランス調整は、芸術的と言ってもいいほどだと思う。
ただ、やろうとしていることのレベルが高すぎる。
ゲームだからね。
映画じゃないから。
ゲームとして面白いか、と言われると…
正直、二度とやりたくない(笑)。
けれども、やってよかったかと言われれば、間違いなくやってよかった。
難しいという噂の8のラスボス戦、私はその前にバハムート&アルテマウェポン戦でチートボタン使用でフレアとアルテマをカンストまでドローしてしまったので、アルティは1回全滅して対策立てて2回目で倒せました。
あの逆さまにぶら下がっているのが未来のリノアの姿だとしたら、えげつないな…
そのシナリオは狂気の沙汰だ。
ヒロインを徹底的に絶望させるにはどうしたらよいかということを昼も夜も考えて書いたような内容。
それは…、FFなら、やりかねん。
しかもラスボス無限ループは最初に1でやっているからね(つまり前科アリ)。
論理的にはリノアル説の方が説得力があると思いつつも、感情的にはハッピーエンドを支持したい。
エンディングは9に負けず劣らず、よくできていた。
eyes on meからの、オープニングテーマ、最高だったぜ…。
こうしてハードがプレステに移ってからの、7・8・9・10を全部クリアし終えて見ると、この時代のフェーズもまた、FFは過去を継承しつつ、常に新しいものを生み出し続けていたことが分かる。
ファミコン時代の1~3、スーファミ時代の4~6、そしてプレステ1・2時代の7~10。
8でやり切れなかったことを10でやった感じかな。映画とゲームの融合。
11以降はやっていないからその続きということになるとコメントできないが、ひとまず、昨年と今年で、FFの歴史をたどる面白い体験ができた。
つぎはいよいよピクセルリマスターの6だ!