子供のころの苦い思い出の一つに、「大戦略の失敗」がある。

子供にとっては高額な、ゲームソフト。

年に2,3本しか買えないものだった。

前評判がいいゲームはたいていはずれがないのだが、たまに、浮ついた気持ちで、普段マークしていないゲームが無性にほしくなってしまう時があった。

 

当時SLGをあまりやっていなかったので、たまにはそういうゲームを、と思い、また、パッケージの戦車の絵がカッコよかったのもあり、「大戦略エキスパート」という作品を買ったことがあった。

たぶん、12歳の誕生日だったと思う。

 

ところが、やってみたら、正直、あまり面白くなかった。

「失敗した!」

と思ってしばらく落ち込んだ。

 

昔から、私は「取り返しがつかない失敗」をすると落ち込む、という性質がある。

ちょっとした鬱になる。

誰でも多かれ少なかれそうだと思うが、こじらせるとそれが病気まで発展しそうな実感はある。

だから、大人になってからは、その感覚が心に湧きそうになった段階で、「落ち着け、こういうことは起こりうる。次のことを考えるんだ。」と自分に言い聞かせて、ある程度コントロールできるようになっている。

 

大戦略の失敗の後、その次に買ったゲームが、FF5だったのだ。

 

大戦略のタイトル画面が、鼓笛隊の太鼓の音で始まっており、それと近いニュアンスのフィールド曲を聴いて、嫌な思い出を噛み殺しながらプレイしていた、という妙な過去を思い出した。

 

今となってはすべて子供のころの出来事になっているが、こういうしょうもないガキの頃の失敗談や、それを思い出すことによってわかる自分の本質的な愚かさ、弱さ、ずるさ、醜さ、というものを時々思い出しては、軽い自己嫌悪に陥る、こういうことも、誰にでもあるものではないだろうか。

 

しかしFF5は総じて曲がいい。

明るい曲、派手な曲が多い。

いくつか覚えているものもあって感動した。

 

洗練されたジョブチェンジシステム、いいじゃないの。

スクエニが時々見せる、初見殺しの悪ノリにより、何度か全滅したが、そろそろ第一世界が終わる。

なかなかレベルが上がらず、ジョブのアビリティも身につかないのでちょっと面倒くさいが、第一世界で強くなりすぎてその先がつまらなくなるのを避けるため、経験値が低めに設定されてレベルが上がりづらくなっているものと見た。

 

というわけでとりあえずストーリーを進めていきます。

RPGはレベル20からが本番。

今、レベル24です。