嫌いなCMにつづき、今度は嫌なネット記事について。
いつもブラウザを開くとトップページにはネットニュースが出てくるのだが、今年特に多くて、特に不快だったもの。
●ひろゆき関連
「○○な人はバカ」と、ひろゆきが言っている、みたいな記事が毎日のように一番上に出てきた。
私は、ひろゆき自体あまり好きではない。
時々まともなことも言うが、やっぱり変な奴だと思う。
オピニオンリーダー?論破王?
普段自分の頭で考えない奴らが、威勢よく権威のあるものをディスっているのを面白がっているだけだと思うが。
こういう注目を浴びている人間の言葉だけ部分的に引用して誘導的な記事を書き、自分たち自身は何の責任も取らない記者や出版社というのも、もう終わっているという気がする。
●労働・収入に関する記事
「○○な人の末路」のように、ある種の社会的な条件を手に入れそこなった人の未来はお先真っ暗ですよ、とはやし立てるような記事。
そういうものを見て、「自分より下がいる」と思いたいのだろうか。
下品だと思う。
中にはろくにリサーチせずに無責任なことを適当に書いているだけの記事も。
これがしょっちゅうトップページに表示されるので腹が立つ。
●勉強には意味がないかのようなことを書いた記事
勉強だけできても意味がないのは知っているが、勉強に意味がないというのは大間違いだ。
正社員システムが崩壊しつつある現在、多くの人にとって「学校教育システムと新卒一括採用、そして正社員雇用システムに乗っかる」という『昭和日本的生存戦略』が有効でなくなっているのは事実である。
勉強の目的がそういうものであるなら、勉強は役に立たない。
ただ、それだけの話だ。
自分の無知を自覚して謙虚に学び続ける姿勢を「無意味」と呼びたがる奴らは、金のことしか考えていないのかな?
他にもいろいろあったが、特に不快だったのはこんなところだ。
要するに、みんな不安なんだろう。
日本という国が、こんなにもみすぼらしく、経済的な意味だけでなく精神的にも貧しくなり、日本人でありさえすれば、まじめにコツコツ働いていれば、そこそこ豊かで幸せな人生が手に入ると信じてきたのに、2年のコロナ禍を経て、いよいよ昭和~平成のかりそめの豊かさの油が切れているのを多くの国民が自覚したのではないか。
絶望的な高齢化・増えない給料・不透明な未来と雇用・増え続ける未婚率…
本来であれば社会の中枢を担っているはずの氷河期世代がごっそり抜けていることも大きいだろう。
私もそのうちの一人だが。
この国が滅びる、ということになれば、まあ当然という気がする。
ちょっと、ざまあ見ろという気もするがね。
で、不安なものだから、あんな奴はダメ、こんな奴はもう終わり、などと騒いで、自分はまだ大丈夫、と思い込みたいわけだ。
しかし、旧態依然とした日本というシステムにぶら下がっているだけの大多数の日本人は、一人残らずもう手遅れです。
…私も、そのうちの一人だが。
来年はどんな1年になるのかしらん。
何の期待もなく、そろそろ出勤します。
私の仕事は、年末と正月は休みがありません。