詳しく振り返る時間がないので、ちょっとメモ程度に。

 

最後の盛り上がりとまとめはとても良かったと思う。

 

エンディングがそっけないのはアライズも同じだったが。

鉛筆画風の「世界が救われた・その後」のイラストと、オープニングテーマのアレンジver。

1曲分でまとめたコンパクトな演出は、この作品のボリュームを考えると、ちょっと味気ない。

全体的に、「演出」の部分が弱かったなあ。

 

小さな光る演出はたくさんあったけどね。

たとえばユーリが剣を抜くときの動作。

鞘の代わりのような革製の袋を振り捨てて、空中に浮かせた剣の柄を握る。

リズムも躍動感もあって、カッコよかった。

 

ユーリは、私がプレイした歴代RPGの主人公の中でも屈指のカッコよさで、とても魅力的なキャラだった。

男気があって、仲間想いで、勇敢で。

黒いストレートの長髪と胸のところがラフにはだけた衣装も、ちょっと中性的なセクシーさがあって。

声も、これぞイケボ。

やっぱり声優さんはすごい。

 

序盤では酷評したダンジョンのギミックだが、終盤はかなり凝った作りになっていて、ラストダンジョンの最後の部屋の作りは圧巻だった。

ストーリー進行とともにできることが増えていくソーサラーリングで、ダンジョンのギミックとエンカウントのオプションを発動させることにしたシステムは、結局振り返ってみるといいフックになっていて、全体のバランスに欠かせないものになっていた。

 

ストーリーも、途中でダレるところは否めなかった(パティの存在によるところも少なからずあった)が、デュークがラスボスとなる過程ですべてがつながっていくのも、仕上がりとして見事だったと思う。

個人的な好みとしては、戦う相手は悪でないと打倒しがいがないのだが、それは完全に私の好みの話。

それぞれのキャラの個性も、関係性も、よく描かれていたと思う。

アライズでも感じたが、ドラクエやFFと差別化されている点の一つは、この「関係性」が深く描かれているということだろうと思う。

リタがエステルやジュディスに心を開いていく過程などは、味わい深いものがあった。

 

最後まで手を焼いた戦闘システムは、唯一自分で見つけた、通常攻撃6回→円閃牙→爪竜連牙斬のコンボでゴリ押し。

闘技場で3時間ぐらいレベル上げしまくって、クリア時はレベル70だった。

RPGあるあるの、「ラスボスの必殺技で全員瀕死」は、アレクセイのときの「複数名即死」よりは悪質でなかったので、(ターン制でなく、オートの味方が常時回復してくれるシステムだと、残りHP1はそれほど脅威にならない)デュークは初見撃破できました。

 

さて、もっと書きたいけどそろそろ出かける時間なのでこんなところで。

確かに、「シリーズ最高傑作」と推す声があるのは理解できる、バランスとボリューム、そしてオリジナリティでした。

「最高」かどうかは分からないが、「傑作」なのは間違いない。

採点は、次回で。