おい。
被りすぎだろ。
何のこと?
ヒロインのこと。
アライズのシオンと、ヴェスペリアのエステル。
世界を破滅に導きうる特殊な力を持つ、
ピンク色の髪の毛のお姫様が、
その力を悪用しようとする者にさらわれる。
…完全一致じゃないですか。
そして、お姫様は回復役なので、彼女がいないと戦闘がきつい。
(それに合わせて敵は単純攻撃型しか出てこなくなるのもあからさま。)
ムービーシーンの演出も…
互いに手をつかもうと必死に手を伸ばす二人、
絶対助けてやる、
あなたを信じてる、
だが!しかし!!
願いはかなわず、彼女の頬を伝う涙…
って、おい!!
完全一致じゃないですか!!(2回目)
う~ん。
同一シリーズ内でもこれほどネタが被るとは…
まあ、よろしい。
ちょっと興ざめしてそこでセーブしていったん終わりにしたのだが、今日進めたところはツッコミどころが多かった。
①レイヴンがシュヴァーンだったことについて
なんだそりゃ。
もうちょっと伏線が欲しかった。
レイヴンとシュヴァーンが同一人物かもしれない、あるいはレイヴンは裏切り者かもしれない、あるいはシュヴァーンは怪しい、と思わせるような描写がほとんどなかったのに、唐突に「レイヴン=シュヴァーンでした」と言われても、「ポカーン」って感じ。
「実は騎士団長が黒幕で、その部下のシュヴァーン隊長も抱き込まれていた」と、ここまではまあ良しとしよう。
しかし、そこに重ねて「レイヴン=シュヴァーン」とカミングアウトされても…
何度も「視点が固定されすぎている」と指摘してきた。
登場人物がとにかく多いのに、ユーリとその仲間たちを追う視点しか存在しないため、他の思惑を持って動いているキャラのことは、全部誰かから説明されて初めて知る、というものになっている。
これをやるなら、シュヴァーンの様子をもう少し見せておく必要があったのではないか。
まあ、声が同じだとばれるかな。
また、シュヴァーンのときとレイヴンのときで人格が全く違うのも?
これができるなら、多重人格のサイコパスだろ。
嘘をつく天才で、自分自身にもうそをつける。
病気。
②レイヴンが生きて戻ってきたことについて
なんだそりゃ。(2回目)
一発殴っておしまい?
実は敵のスパイで、
大切な仲間をアレクセイに渡してしまったのに?
エステルが殺されるかもしれず、
世界が滅びるかもしれず、
ユーリ達一行も危険な目に遭うというのに?
死刑相当だろ。
なにしれっと戻ってきて、一人称「俺様」でビジネススケベやってんだ。
フレンに向かって、レイヴンって呼んで、とか、よく言えたな。
ドンを尊敬していたレイヴンが本来の自我なのであれば、同じように切腹しろ。
ユーリもここで「正義を貫く」のであれば、一思いに殺してやる、のが正解。
ラゴウやキュモール、あるいはドンを斬った時と同じように、情け容赦なく修羅の道を示さなければ。
③出入りの激しいフレン
出たり入ったり面倒くさい奴だな。
装備品返却しろ。
オリジナル版はパーティーに加わることあったのかな?
RPGでは、パーティーメンバーの誰かが長期離脱したり死んだりすると、新しい仲間が加わる、という調整が入ることがある。
レイヴンとエステルが抜け、フレンが加わり、レイブンが再度加わり、フレンが抜ける。-2+1+1-1=-1だ。
④…ザギ。
ザギ…、
名前、
デザイン、
セリフ回し、
すべてがダサい。
強い相手を切り刻むことに至上の悦びを覚えるサイコパス。
当然ストーカー気質で、執拗にユーリの名を呼ぶ。
こういう人格破綻者を敵役として登場させるなら、もっと繊細な(本編では描かれない部分まで含めた)キャラ設定が必要だと思う。
ヒースレジャーが演じたジョーカーみたいに。
ジョーカーはバットマンを混乱させることができた。
「悪」としての論理がしっかりしていたからだ。
一方でこのギザギザハートのザギ君(中2病の権化)は、はっきり言って会話にならない。
何を問われても同じことしか言わないので話がかみ合わない。相当な重病患者だ。
痛みを感じると喜ぶとか、強い相手に執着するとか、これまたアニメによく出てくるテンプレサイコパスで、なおかつ私が嫌いな「そんな奴いねえよ」感。
だってジョーカーは誰ともつるまなかったけど、ザギはいつも雇い主の命令通りに動くサラリーマンだからね。
ここが、また、ダサい。
敵役として、面白くも何ともない奴だった。
結局ストーリーを振り返ると、「ストーキング担当」ということになるが、同じ役回りが1つのゲームに3人も4人もいる(シュヴァーン隊、初期のレイヴン、初期のジュディス、デューク、そしてザギ君…)と、散らかるだけで深みはなくなる。
好きな要素もあるゲームなので悪くはないんだけど、結論言っちゃうと、俺はやっぱりFFが一番好き。
クリアしたら、よかった点まとめて書きます。